昨日は昨年に引き続き麻田剛立の門下生、高橋至時、その弟子伊能忠敬、そして巣鴨まで足を伸ばして洋画家司馬江漢のお墓巡りをしてきました。
家を出た時にはどんよりとしていた雲行きも、浅草天文台跡についた時には昨年と同じような晴天が広がりました。そして今回は麻田剛立の後だけに、前回とは違った心持ちで墓前で手を合わせました。高橋至時の右に伊能忠敬、そして左側には息子の景保。
帰路の途中から北風が強くなり、コートが飛ばされそうになるぐらい。立ち食いソバで早めの「年越しそば」を頂きました。
除夜の鐘が鳴り始めたのを合図に家を出るとオリオン、シリウスなどの星が目の前に広がっていました。この時点ではまだカノープスの見える地平線が晴れているのかどうか判別できません。急いでいつもの場所へ急行すると送電線の赤色灯に並んでユラユラと明滅する老人星がいました。