2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

長沢工先生を偲んで

「天文台の電話番―国立天文台広報普及室」「はい、こちら国立天文台―星空の電話相談室」ともに同じ内容の書籍ですが、後者は普及版の性格(?)であろう文庫本です。他にも私は「流星と流星群」「流れ星の文化誌」でお世話になりました。つまり、一度として…

宵の明星

一昨日の大雨も上がりました。西の空に宵の明星、今シーズン二度目の確認。ようやくカメラに収めることができました(すぐに消えましたが…)。望遠で寄っているので高度があるように見えますが、この時は5.9度でした。 宵の明星

太陽 その素顔と地球環境との関わり/ ケネス・R・ラング

太陽 その素顔と地球環境との関わり 第1章:太陽の光第2章:太陽のエネルギー源第3章:幽霊のようなニュートリノ第4章:太陽の鼓動を測る第5章:磁化した星第6章:目に見えない激動の世界第7章:荒れ狂う太陽第8章:宇宙空間を満たすエネルギー第9章:地球生…

今日の日の出

昨日は即位礼正殿の儀でしたが、あいにくの天候だった(室内で仕事中だったから、あとでTVニュースで知った)ようですが、その後はどうやら晴れ上がったようです(虹も出ていたとか)。というのも、布団に入る前にちらとカーテンを開けると、目の前の東天の…

写真集太陽 -身近な恒星の最新像- /柴田一成・大山真満

写真集「太陽」 第 I 章: 白色光で見た太陽第 II 章: Ha線で見た太陽第 III 章: その他の可視光と赤外線で見た太陽第 IV 章: X線で見た太陽 -「ようこう」衛星による観測-第 V 章: 電波で見た太陽第 VI 章: SOHO衛星とTRACE衛星が見た太陽第 VII 章: 我が国…

宵の明星

台風(19号)一過。 日が沈んだ西天低く、今年初めての宵の明星を認めました(17h30m頃)。大気中も塵がなく、地平線すれすれだけがオレンジ色に染まり、その中に動かない輝点がありました。よく見れば、ゆ〜っくりと動いています。「よく見れば」といっても…

間宮林蔵(吉村昭)

間宮林蔵(吉村昭) 今まであまり意識することなく通り過ぎてきた日本史。通り過ぎたといっても、せいぜい学校の授業の中ぐらい… この本の主人公、間宮林蔵も、名前は聞いたことがあっても、何をした人なのかは考えたこともありませんでした。それが伊能忠敬…