12月15日(土)曇りのち雨「ピアノと管弦楽のための幻想曲/ドビュッシー」

イメージ 1ピーク時に見に行けなかったふたご座流星群
朝から雲行きがよろしくなく。
夕方前には雨も降りだしてしまいました。
 
観に行った人たちからは結構流れた話を聞かされていたから、
ピーク翌日でも見られるだろうと期待していた分、
久々の雨で乾燥も和らぐと思いつつ、残念でした。
 
明け方の金星、水星も、
あとちょっと早く雲がどいてくれたら姿を見せてくれたでしょうに。
ちょうど雲の切れ間が差し掛かる時間帯に
雲の上はかなり明るくなってしまいました。
 
「ピアノと管弦楽のための幻想曲」
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ドビュッシーの、いわばピアノ協奏曲的な作品。
彼の作品をいつもチョイスするのはピアノ曲ばかりで、
あまり管弦楽作品を聴くことはないのですが、
今回これを選んだのは演奏者にピピッと来たからです。
 
管弦楽の方は第1集でなじんでいましたが、
ここでピアノを演奏しているのがジャン・フィリップ・コラールということ。
(コラールはまだEMI専属アーティスト)
これを録音した当時(1994年)、
おなじコロンビアでは同朋のミシェル・ベロフが再起をかけてピアノ作品全集に乗り出した時期です。
 
プロデューサーはベロフに演奏させたかったのかな、
などと邪推してみたりしてしまいました。
あるいはベロフに打診してみたらコラールを推薦したとか。
というのも、彼らは昔からチームを組んでいましたし。
 
それから面白いエピソードとしては
まだ右手が故障していたころ、
ラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」をアルゲリッチがベロフを推薦して、
グラモフォンへのレコーディングを行ったこともありましたが、
そんなことが頭をよぎりました。