星のソムリエとしてはありがたいことに今日も快晴になり、
夕方に屋根の上に見た2013年最後の宵の明星に別れを告げ、
今夜の星空も雲一つない星空で締めくくれそうです。
しかし、クラウドウオッチャーとしては「雲一つない」状況をどう感じるのか(笑)
私が中学のときから愛読している本に石田五郎先生の「天文台日記」があります。
その本では岡山の天文台での一年を綴った、
一風変わった天文書(エッセイ)で、
子供心に天文台という仕事を想像してまねをしたものでした。
「まね」というのは「深夜喫茶」のことで、
星を見ながら食事をしたり音楽を聴いたり・・・
そんなエッセイの大晦日のページでは
本の締めくくりと、一年の締めくくりに合わせた巧みな文章でペンが置かれます。
「時よ来たれ、時の鐘をうちならせ
日は過ぎて、とどまるはわれ(我)」