1月26日(土)晴れ「オルフェオとエウリディチェ/ハイドン」

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東の空に雲一つなく、
明けの明星も簡単に見つかるかと思っていましたが、
空気の揺らぎも手伝って、
金星がまるでカノープスのようにユラリユラリと明滅しています。
 
それにしてもマイナス4等の輝きは素晴らしい。
もう朝焼けの中にあって輝星となって見えているのですから。
 
6:20
とっくに家を出ていなくちゃいけない時刻です(汗)
 
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おそらくこの台本で、もっとも有名なオペラはグルックの同タイトル、
もしくはモンテヴェルディの「オルフェオ」ではないでしょうか。
ハイドンも同じ題材を扱っていますが、
こちらの結末は上記2作品と違ってギリシア神話のエピソード同様、
最後に主人公のオルフェウスにとって悲劇となります。
序曲からして物語を知っていることもあって不安を掻き立てられてしまいました。
 
ハイドン天文学者であるウィリアム・ハーシェルから
彼の自作の望遠鏡で深遠な、
当時の人々にとって神秘的で手の届かない天球の奥に潜むさまざまな天体を見せられて
感動したというエピソードがあります。
 
このギリシア悲劇が伝えらえること座も教えてもらったでしょうか?
それがこのオペラ作品に影響を与えているのかどうかが
私にとってもっとも関心のあるところです。
 
主人公の一人であるエウリディーチェ役はチェチーリア・バルトリ
私の思い描いているエウリディーチェとはずいぶん異なってたくましい(笑)歌唱でした。
できることならハイドン・イヤーで「ハイドン・アリア集」をリリースしてくれた
ヌリア・リアルに歌って欲しいです。