12/27からカール・セーガンの『コスモス』の再放送が始まりました。
今から35年前の1980年に初放送以来、
LD、VHS、DVDへのフォーマットが変わるたびに
何度かのアップデートを行いわれ、
今回の放送(2014年夏に一度再放送されている)は
DVD版の日本語字幕バージョンです。
多くの『コスモス』ファンは初回放送の横内正さんの
吹き替え版を望んだことでしょうが、今回それは叶いませんでした。
ただ、対訳は今回の放送に合わせ新たに行われたようですが、
ダイソン版のように日本語版担当のクレジットは出ませんでした。
オープニングのアン・ドルーヤンの冒頭の挨拶は
DVDでは訳されていないので、
今回初めて日本語訳が表示されたことになるのでしょうか?
というわけですでにDVDで何度も楽しんでいるというのに、
12月27日をワクワクしながら迎えました。
☆宇宙の浜辺で☆
第1回目となるこの話しでは、
このシリーズのダイジェスト版となるストーリーとなっています。
当時も今も、宇宙、天文の番組と言ったら
それこそ最先端科学と視覚効果を使って興味を引くないようになっています。
それはそれで楽しいのですが、
私にとって衝撃的だったコスモスは、
今まで辿ってきた人類の足跡を通しての天文学の発展という流れでした。
ヒパチア、ケプラー、エラトステネスといった
天文学者を初めて知ったし、
それも印象に残る映像で紹介してくれます。
しかも、撮影はゆかりのある場所にいっての収録です。
また、このシリーズを通していえることですが、
宇宙の番組にして「人類讃歌」を歌った番組であることに感動しました。