http://tupichan.net/WindhamHill/WH1007.html


今月の一枚に選んだのはレーベル初期の作品です。KIDD AFRIKA.


シアトルのファンク・バンドです。
私は初期のレーベルを聞いていたつもりですが
(1983年に日本に紹介された頃の話)
まさか、こういうグループのアルバムをリリースしていたとは正直知りませんでした。
レコードのインナー袋にカタログが印字されていますが、
すでに落ちている番号がありましたから(2、5、7、10、11)
何らかの理由で存在していないものだと思っていました。



今回紹介することができたアルバムは、まだウィンダム・ヒルが、
いわゆる“ニューエイジ”の代表と言われる前の頃にリリースされたもので、
後のジャンル分けによる新レーベル発足を考えるならば、
時代を先取りしていたアルバム・リリースといえるでしょう。
レーベル2枚目に制作されたリンダ・ウォーターフォールに次いでのフル・ヴォーカルものになりますが、
ロビー・バショウも『VISIONS OF THE COUNTRY』でヴォーカル曲を入れているので、
初期の10枚に限ってみると、
それほど違和感はありません。

最近はネットのあちこちでMP3化した音源を見掛けるようになりました。
このままCD化にならないですかねぇ(私はアナログ盤)。



初期のカタログ(20枚目まで)はこちらをご覧下さい。

http://tupichan.net/WindhamHill/WH1001-1020.html