本人の新譜情報をお届けできたらこれほど嬉しいことはないのですが、
一応、数曲ギターで参加していることや、
プロデュース作品がゾクゾクリリースされてますので
ニュースとしてお届けします。



【IT'S ABOUT THE ROSE / Karen Marie Garrett】
 2005年の『ALLURE OF SANCTUARY』に続く作品です。Imaginary Roadでレコーディング。エンジニアはウィルの相棒、Corin Nelsenが務めています。このあとに紹介するDana CunninghamやStanton Lanierらのアルバムに参加しているチェリストのユージン・フリーゼンの起用は限りなくウィンダム・ヒル サウンドを彷彿とさせてくれます。
 なんといっても興味深いのは、エリック・サティの「グノシェンヌ」が収録されていることでしょうか。ウィルが最も影響を受けたというサティをプロデュースするのは、なんと1979年のビル・クィスト以来のことです。


Karen Marie Garrett ; Piano
Eugene Friesen;Cello
Derrik Jordan ; Violin, Percussion
Steve Schuch ; Violin
T-Bone Wolk ; Bass
Jeff Oster;Flugal horn
Will Ackerman, Corin Nelsen ; Percussion, Piano
ほか


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【SOMETHING YOU DREAM OF... / Denise Young】
 ウィルのImaginary Road Studioでレコーディングされたピアノソロアルバム。デニスがウィルにデモテープを送ったことから制作されたアルバム。なんともアット・ホームな感じですが、ここに聴くことが出来る音楽は、デビュー作とは思えないほどのクオリティの高さ(だからウィルが自らプロデュースを買って出たのでしょう)です。また、ミュージック・セラピストでもある彼女の作り出す音楽には、ただただ心を癒されるばかりです。


Denise Young ; Piano


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【THE COLOR OF LIGHT / Dana Cunningham】

先に紹介している Karen Marie Garrettと同じく、ピアノソロの中にアンサンブルが織り交ぜられていますが、割合としてはDanaのアルバムの方がアンサンブル主体です。透明感あるピアノ(リズ・ストーリーを思わせます)にチェロやホルン、ヴァイオリンなどが加わり暖かみのアル音楽を楽しめます。特にこのアルバムにはアッカーマンお気に入りのヴォーカリストSamiteも参加しています

Dana Cunningham ; Piano
Will Ackerman ; Guitar
Eugene Friesen ; Cello
Jill Haley ; English Horn
Derrik Jordon ; Percussion
Samite Mulondo ; Vocal Colors
Steve Schuch ; Violin
Glen Velez ; Percussion


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【THE LANGUAGE OF SPIRITS / Rudy Perrone】
 アメリカン・プログレ・バンド、カテドラルのギタリストによるアコースティック・ギターソロ。曲によってはウィンダム・ヒル・メイツが参加しています。どういう経緯から(レコーディングスタジオの関係か)セッションになったかわかりませんが、ウィンダム・ヒル風の、牧歌的な優しいギターの音色が、初期のレーベルを髣髴とさせてくれます。

Rudy Perrone;Guitar
Will Ackerman;Guitar
Michael Manring ;Fretless Bass
Tim StoryStanton Lanier
Eugene Friesen;Cello
Jill Haley;English horn
ほか


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【UNVEILED / Stanton Lanier】
ピアノアルバムで、スタントンにとってウィルとのコラボは前作【THE VOICE】に続き二作目。近作はゲストも多彩でウィンダム・ヒル・メイツが多数参加。透き通ったピアノが瑞々しいアルバムです。

Stanton Lanier ; Piano
Will Ackerman;Guitar
Philip Aaberg;Keyboards
Eugene Friesen;Cello
Tracy Silverman;Violin
Jeff Oster;Flugelhorn
Jill Haley;English horn
Noah Wilding;Vocals

Jeff Osterは今夏、アッカーマンプロデュースでニューアルバムをリリースしたばかり。また、Philip Aaberg、Eugene Friesen、Tracy Silvermanはトリオでレコーディングを終えていますが、もしかしたらアッカーマンがプロデュース? などと期待してしまいますが、いかに?