様々な呼び名を持つ金星。そうそう、一番星も忘れちゃいけない。もう20時前だと言うのに西の空はまだ夕焼け空が残ってます。こんな景色を待っている間に不思議な現象が二つ。
一つは19時23分。うみへび座を横切るように天頂から南の空に駆け抜ける、かなり明るい火球。先端は破裂したかのような閃光が消滅直前にありました(音はなかったと思います)。色は水色からみどり色っぽく感じたのは、まだ薄明が残る空だからでしょうか? 明るさはマイナス2〜3等級ぐらい。金星よりは暗く感じました。
カメラを金星に向けていたので、とっさに顔だけしか向けることはできませんでしたが、名残惜しげに経路を復習していたら、こんどは5秒おきぐらいに明滅する飛行体…この時点では未確認なので、アレと言って差し支えないのですが、なんかイリジウムフラッシュのような気も… それが30秒近く続いたでしょうか。その間も先程の火球とは反対方向(経路は全然違うところですが)の飛行だったから、南から西に向かっていました。色は太陽に照らされたISSのような、ちょっと黄色がかったような色。明るさは、その閃光の時で1等ぐらいにはなったでしょうか? 薄明の空で目についたぐらいですから。