私が千葉城プラネタリウムに毎月通っていたのは、

今から25年も前の高校生の時でした。

昨日、コンサートの帰りに持ってかえってもらったチラシに

千葉城プラネタリウムは7月31日をもって…」

という一文が目にとまり、

あわてて行ってきました。

11:00からの『ちびっこアワー』を鑑賞させていただきましたが、

ガイドのお姉さんも、これが最後のご案内だそうです。

いろいろ、しみじみ思えるプログラムでした。

以前から千葉市立郷土博物館は、

星図収集が世界的に有名で、

世界最古の天文詩アラトスの『ファイノメナ』の翻訳と、

星座絵図をまとめた図版を出版したりと、

天文事業がさかんな所でした。

あれから25年。

確かに投影機は古く感じますが、

宇宙は遠くを見ることで過去を知ることができると言いますから、

古い投影機による星空の投影は、

まさに過去の星空そのものと言えるでしょう。

最後に案内役の方とお話をさせていただきましたが、

(ちょっと感無量になっていましたね、そんな時に話しかけてごめんなさい)

私が毎月通っていた頃にガイド役をされていた方が、

7月31日の最後の投影会であんないをしてくれるそうです。

残念ながら私は仕事で見に来ることはできませんが、

講中星のソムリエに、晴れてなれた暁には、

ボランティアで再会できるかもしれません。

いま、そういったことをしているのも、

プラネタリウムに通ったことが大きく影響しています。

帰りは、やはりプラネタリウムの帰りに必ず立ち寄ったラーメン屋に寄り、

ご主人と懐かしい昔の話で盛り上がりました。


千葉市立郷土博物館のホームページ

http://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/shogaigakushu/kyodo/planeta.html#ippan


7月29日 11:00ちびっこアワー

     13:30、15:45

7月30日 休館日

7月31日 11:00ちびっこアワー/

     13:30、15:45(千葉城では最後のプラネタリウムです)


今後は千葉市科学館が引き継ぐそうです。

投影機は7月をもって現役引退、千葉市科学館に展示されるとのこと。



久々に『一番星のなる木』に追加しました。

http://tupichan.net/Scrap/Planetarium-Top.html