今日は小満。
一年前の今日。25年ぶりの金環日食を息子の通う小学校で子供たちと見たことが思い返されます。26年前の沖縄で見上げた金環に、「次は25年後か」と、それまで生きて来た年数以上の歳月を経なければ迎えられない現象には、ただ図鑑を眺めるだけで、実感も何も無く、まして自分の息子の小学校で講師としてみんなの前にいる姿は想定外です。
それを想像するようになったのは、市内外での小中学校で理科の特別講師を引き受けるようになって来てから。星のソムリエの肩書きが欲しいと思ったのは、そんな活動を始めてから、ずいぶん経ってからですが、息子が小学校に通うようになってからでしょう。
タイミングよく、2007年に関東では初の試みで講座が開かれ(三鷹ネットワーク大学)、157名の応募のうち、書類選考と面接に何とかひっかかって、足掛け三年、世界天文年の2009年3月に縣先生から受け取り、その時も目の前で息子が見てくれていました。
今日は小満。昨年と同じように朝の天気は思わしくありませんでしたが、陽が高くなるにつれて雲間が広がって来ています。これも昨年に似ています。そして最寄り駅では、息子の担任だった先生が、子供たちをこれからどこかへ引率するのでしょう、全員整列状態で先生の説明に耳を傾けている光景を発見しました。これも昨年見た光景。いろいろ偶然が重なるものです。