昨日、一昨日とNHKでは震災から一年の節目ということで
「3.11」の映像を流していました。
思わず食い入るように見てしまいましたが、
見ていて大自然の恐怖と、その前では人間の小さな存在だということを
改めて実感しました。
今回の大震災は稀に見る自然災害として報道されています。
確かにそう思います。
しかし、過去の出来事を振り返ってみると(「遠野物語」にも記述あり)、
この地方には繰り返し大津波が襲っているのです。
昨年の震災では多くの映像が撮影されました。
世界的に見ても「時代を反映した」災害だったのかもしれません。
これで過去の「忘れられがちな」記憶と異なり、
アーカイブとしても未来へ残すことで、
今後の復興や備えに役立つことを願ってやみません。
そうした意味においてNHKの番組は有意義だったと思います。
今日は「被災地の子供たちに本を」ということで、
佐倉市と親交のある宮城県の小・中学校へ本を届けてもらえる団体へ、
本を20冊近く持ち込みました。
その途中で「14:46」を迎えたので、しばし車を止めて息子と黙祷。
畔田の谷津田では東北を向いたご夫婦も両手を合わせ黙祷していました。
被災地の方たちの、一日も早い安堵の日々を願わずにいられません。
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雨がパラパラと雨戸を叩く音で
「そうだ、買い物に行かなきゃならないのに」と気づかされ玄関を出ると
写真のような光景が庭の前に飾ってありました。
慌ててカメラ、カメラ、カメラ・・・