11月10日(土)晴れ「フルート四重奏曲/モーツァルト(有田正広)」

今朝の透明度は空気から音楽が流れてきそうなほど透きとおっていました。
11月らしい快晴です。
そこへ14日に皆既日食を起こす月が近づいています。
正確には曙の中に入り込んできていますが、
写真の対象は明日以降でしょう。
明けの明星であるヴィーナスと銀の舟に乗ったダイアナの美神の饗宴となります。
 
イメージ 1
 
今朝はコロンビア・レコードからビジュアル的なシリーズとなっているアリアーレ・シリーズ。
このシリーズに注目したきっかけは私の好きな画家有本利弘の作品がジャケットに使用しているからです。
彼の作品展はなるべく通います。
画集もいくつか。
作家本人がリコーダーをたしなんだり、
作品名にバロックの作曲家や音楽用語を使ったりして、
もともとが音楽(特にバロック)とのつながりが濃厚な作家です。
そこに着目したのがアリアーレシリーズというわけです。
イメージと音楽がぴったり。
ウィンダム・ヒルとはまた違った意味で衝撃をうけました。(笑)。
 
 
イメージ 2
今回はこのシリーズの2作目としてリリースされたモーツァルトの「フルート四重奏曲」です。
有名なメロディが奏でられるので耳にされたこともあるかと思いますが、
このシリーズのユニークな点として時代楽器(ピリオド)で演奏されるところにあります。
 
ここにも私がこのシリーズに飛びついた理由があります。
つまり星を眺めるときの音楽として。
 
星の光は過去の姿(光)なわけですから、
作曲家と同じ時代の楽器で奏でているということは
それを聞く時点で過去の音を聴いているということになるではないですか!(笑)
 
というわけで私が古楽を好む理由はそこにあります。