私の一番好きな星座でこれから世紀のショーが見られるかもしれない。初めてこの星座を認めたのは、うっすらとした記憶しか思い出せませんが、おそらく小学4〜5年生の夏…
星のソムリエの最終講座か何かで「一番好きな星座」を紹介するときにもこの星座を取り上げたし、「あの」カール・セーガンも好きだったと記憶する(映画コンタクトにその片鱗が…)。
そのかんむり座のT星という「激変星」の反復新星現象がいよいよ見える日が近づいてきているようです。直近の過去としての記録は以下の通り…
1866年5月12日、この時はα星ゲンマとほぼ同じぐらい(写真の一番明るい星)
1946年2月9日、この時もα星ゲンマとほぼ同じぐらい
このT星の普段は、上の写真のように10等程度なので双眼鏡を三脚にしっかりと固定しないと見えないと思います。現に、先ほど双眼鏡を向けましたが、空も明るいこともあってさっぱり… 東南には半月昇るし、フクロウが飛んできて気は散るし…
AAVSOのデータでは、まだまだ肉眼で見ることができるほどの明るさには達していないようですが、過去の見え方を考えると短期決戦。気が抜けません。