オリオン座流星群(上弦の月も)

冬の大三角

 手っ取り早く星空を眺めに行くのに裏山に行くことがあります。中学生の友人とよく天体観測をしていた畑の農道。最近は資材置き場とか、トラックの駐車場みたいなのになってしまいましたが、まだ7割は畑のまんまで、この辺りでは周辺が暗いので、落ち着きます。

 昨晩も天気が回復したのでオリオン座流星群を数えに行きましたが、珍しくフクロウたちが騒ぎ出し、私の四方で少なくとも向かい合う雑木林の両サイドからフクロウのメスが威嚇の地鳴きを繰り返してました(対象は私だったのかも…)。4箇所ぐらいから聞こえ、だんだん近づいてきます。

 ちょっとオカルトっぽい雰囲気の中ではありましたが、気にも止めずシャッターを切っていると、向こうから寄ってきて頭の上で旋回しるのがわかりました。2羽の姿が見えたのでつがいでしょうか?懐中電灯を当てるとその姿がくっきりと私の頭上を旋回しています。そしてギャーギャーと。すると突然畑の中から赤い火がボッと! なんという絶妙のタイミングでしょうか!おそらく昼間の野焼きの火が再燃したか、畑あるあるの埋め火だったのか。

 昨日に引き続き、オリオン座流星群そのものはみることができませんでしたが、冬も近いひんやりとした夜空の、なんとにぎやかなことか!

 後始末を兼ねて、周辺を懐中電灯で見回してみると、なんと私がしゃがんでカメラ操作をしていた後方2メートルぐらいのところに卒塔婆が…  (最後に気づいてよかった)

この二機前は月の前面を通過。航路は変わらずとも月は動く…