下弦の月

月と飛行機

下弦の月

先日の足立区の星のお話し会。星座の伝説を話しする時、結構気にしてしまうのが、この時期のメインとなる古代エチオピア国の物語。何を気にするのかというと、ペルセウスの星座姿。星を結んだだけの姿ならまだしも(しかも英雄は想像しづらい…)、古星図や、画家が描くワンシーンを見せても大丈夫だろうか…  (メデューサの頭部を見て)トラウマにならないだろうか… などと考えてしまいます。

 特にルーベンススナイデルスの合作や、画家の自画像とも言われているカラヴァッジオのメドューサなんて、大人が見ても怖い(というか、子供の頃自分が見た時の恐怖心と言ったら… ←兄が佐藤有文の『世界妖怪図鑑』持ってた)です。

 下弦の月の話の時に「下弦」という言葉は「月」ではなく「鬼」で知っているといいうので、まぁ、古星図ぐらいは見せて大丈夫だろうということで、へヴェリウスのペルセウスを紹介(彼は背中向けてるけどメデューサはこっち見てるやつ)。

 夜、地元に帰ってくると鯖雲が全天を覆い尽くして、天気が悪くなることを知らせていました。

 

鯖雲出れば時化となる