下弦の月

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今朝も気持ちの良い、寒い朝でした。

残念ながら快晴とは行かず、

顔を出す太陽に照らされて雲の表情が赤く焼けていました。

写真を撮る対象を朝焼けに向けていれば

ちょっとダイナミックな一枚が得られたかもしれませんが、

部屋の窓や庭、ご近所には絵になるような場所が無く、

言い換えると電線ばかりで空が狭いのです。

(何か町をテーマにすればいい写真が撮れたかもしれません)


東の空になびく雲が南の空に掛かる月にもまとわりついていました。

月齢もどんどん大きくなり21.4(7:40)です。

今日は19時39分に「下弦の月」になりますが、

残念ながら日本からはその時を見ることはできません。

今朝の月も、スパーンとまっぷたつになった月の姿にはまだなっていません。


今日の日の出;06時50分

今日の日の入;16時42分

今日の月の出;--時--分

今日の月の入;10時39分


今日は「月の出」という現象は起こりません。

というのも昨日1/6の月の出時刻が23:08という遅い時間だったため、

一日に約50分遅く出現する月は、

月の出から次の月の出までだいたい24時間50分後と計算されるからです。

つまり、1/6の深夜に東の空に昇った月が、

今日の午前中(10時39分)まで昼間の空に残っているので、

ぐるりと地球の反対側を廻って再び東の空に出現するのは1/8未明00時14分のこと。


1/6の月の出時刻が遅くとも22時台であれば、

今日が月の出に間に合ったかもしれません。23時59分とか。

でも、このデータは、あくまでも千葉県内のデータですので、

興味のある方は下記の国立天文台暦計算室で入力してみるとおもしろいでしょう。


http://www.nao.ac.jp/koyomi/



しばらくとり続けていた月齢写真も、

今日から夜勤になるので、

数日の間シャッターを切ることができなくなります。

元旦から続いている良天もいつまで続いてくれるでしょうか?



昨日、太陽と地球の間に水星が入り込む内合となりました。

1月27日の西方最大離角に向けて、

日の出前の東天の空に姿を現してくれるでしょう。

またひとつ、早起きする理由が・・・