この直前、再びスターリンク衛星が通過していきました。今回はちゃんと数を数えてやろうと挑みましたが(笑)、本日のは5個だけ。それとは関係のない人工衛星とクロスするシーンもありました。確かに光害ですね、これも
春の大曲線
今日は昨日と比べると気温が低い朝となりました。朝早くは雨でしたから…
木星と火星、そしてStarlink
夕方の空には金星と水星が並んで見えていますが、
明け方の空でも火星と木星が並んで見えています。
すでに現地につく時間には火星と木星も輝き、
北東の空には夏の大三角も掛かっていました。
するとそこへ2個の光体が頭上を通過しました。
私が撮影地としている場所は神社脇。
周囲には杉が林立しているので頭上はほぼ見えず。
ただし天頂から南東の空は開けているので
明け方の東天の空を見るには絶景の高台なのです。
2個の光体は寄り添うように並んで飛んでいました。
恐らく
「ISSとスペースシャトルのドッキング直前はこうなんだろうなぁ」
と思っていたら、
次から次への2等級の光体が数珠つなぎとなって現れるではないですか!
一瞬ドキッとしましたが、すぐに
「これが噂のStarlinklか!」と思いつきました。
カメラをセットしたりピントを見たりと正確な数を数えていませんが、
私が見たときは30個以上が連なっていたようです。
ハーシェルのオルガン作品
一昨日、図書館の駐車場で宵の明星と東方最大離角前の水星の姿が目に入ったので、昨日は見晴らしの良い港に行って来ました。しかし、あいにく水星の高さにだけ雲がなびいていて、その姿だけを見ることができませんでした。満月が翌日に迫った週末、大潮を求めてか、釣り人たちの姿が薄明が始まるとともに増えてきました。
風が冷たい
さて、音楽家だったハーシェルは様々な楽器を演奏することができたマルチ・ミュージシャンでした。今回紹介するアルバムは、同じくヨーロッパ南天天文台(ESO)の天文学者ドミニク・プルーストです。まさに現代のハーシェルなのか、二足のわらじを履いているような天文学者です。
ここに収録されたオルガン作品が教会での録音だからといって、すぐに宗教音楽と結びつくわけではなく、当時は人びとの気持ちも、もっと星空に近いところにあったことを思えば、ハーシェルのオルガン曲の響きが、厳かに響いて聴こえてくるのは当然かもしれません。バッハのように神を讃えた意味を持っていなくとも、オルガンの響きは、教会とかかわりを持っていない私のような人間でも、なにやら気が引き締まる思いがします(笑)。特に暮れのヒンヤリとした空間で聴くのが好きです。