4月1日(月)晴れのち曇り 「星たちへ/デュパルク」

4月になりました。
昨日とうって変わっての好天です。
今日から新人さんが大勢参加の通勤ラッシュ(ふぅぅ)。
 
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図書館で借りてきたサンサーンスのヴァイオリン協奏曲のカップリングで収録されていた
デュパルク(1848-1933)の「星たちへ」という管弦楽曲を紹介します。
没年が20世紀に入ってからだったので、てっきり現代音楽の部類になるのかと思っていましたが、
この曲が作曲されたのは1874年で、まだブラームスチャイコフスキーも健在の頃。
デュパルクは「歌曲の王」と呼ばれていたそうです。
それだけにメロディの天賦はシューベルトを追うのではないでしょうか。
 
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この「星たちへ」も初めて聞きましたが、
タイトル通り(本人の意思はわかりません)、
星を眺めるときにちょうど良い静かな曲です。
オーケストラに絡んでヴァイオリン、チェロなどのソロが入り、
まさにロマンティックな曲想といえます。
 
おまけと言ってはなんですが、
さらに最後に収録されているグノーの交響曲もまた拾いもんの曲でした。
まるでモーツァルトのようで、ベートーヴェンの「英雄」を思わせる曲調。
解説にもありましたが、他の交響曲も聞いてみたくなりました。