2022-01-01から1年間の記事一覧

惑星たちのランデブー・2

一週間前と比べると大きく彼らの位置が変わりました。待っている間、人工衛星がいくつ飛んできたことか… 春霞があったのか、きれいに晴れ上がっている割には透明感のない朝でした。 2022年4月9日 04h00m 2022年4月9日 04h29m

宇宙が鳴り響く様を想像してみてください…(マーラー)

40年ほど前、コンサートが行われるたびにテレビニュースなどでも報じられたグスタフ・マーラーの『交響曲第8番』通称『千人の交響曲』 「宇宙が響き始める様子を想像してください。それは、もはや人間の声ではなく、運行する惑星であり、太陽です」という言…

惑星たちのランデブー・1

目覚ましセットして寝ぼけ眼でしたが、明けの明星の存在はすぐにわかりました。ちょっと赤っぽいのは、まだ地平光度が高かったからか… かろうじて火星は肉眼で確認できましたが(メガネかけて)、土星は見えず。暦上、肉眼惑星は東天に集まってます。細い月…

月明り

おととい(3/21)が春分で、昨日はみぞれ交じりの氷雨が都内に落ちてきました。布団に入るとき、カーテン越しがやけに明るいなぁと思って見上げると、月明りが部屋の中に差し込んでいました。それにしてもスマホのカメラってすごいなぁ。 今朝、庭の梅で鶯の…

海に横とふ天の河

松尾芭蕉が『奥の細道』で詠んだ名句 「荒海や 佐渡に横とふ 天の川」という句を求めて 現地に行ったことがありました。 芭蕉と同じく天候に邪魔されて見ることはかないませんでした。 天文学と文学(一字違いでえらい違い)の間で この句の真意を争った時期…

日暈(ひがさ)

おとといの夕方、夕日の周りに日暈が出ていました(これは気象現象)。 天気のことわざ通り、翌日(つまり昨日)は雨。 日没直前の光景だったので、まるで白い虹のよう。 日暈

きれいに地球照

地球照 春の三日月(2022/03/05) きれいに地球照(2022/03/06)

水星、金星、火星、仲良く。

通勤電車に乗る直前の7時10分過ぎまで、太陽が視界に入ってもポチッと金星は見えています。水星は昨日が西方最大離角。 水星、金星、火星。 直前にISSが通過しました。 ISS通過

水星、金星、火星が揃う

西方最大離角はまだですが、週明けにまた雪が降りそうということもあって、まだ今回の雪が残る中、いつもの撮影地に。ところどころ雪が残っていて、路面も凍結していてひやひやしなましたが、何とか到着。そのかいあって、目の前に広がる景色は息をのむほど…

金星の輝き

明けの明星と火星 布良近くの海上で明けの明星が海面に道を通していました。 エドヴァルド・ムンクの「月の道」を思い出します。 初めてだったので神秘的。 時間があったので野島崎灯台を散策し、七福神を発見。 帰路の途中にある「七福神巡り」を決行し、 …

マイナス4.8

マイナス4.8等 今朝の気温ではなく金星の光度。とはいえ今朝の気温は氷点下でした。そのせいか、湖面には波もなく星空が反射していました。誰もいなかった沼畔でしたが、日の出が近づくと続々カメラマンが押し寄せずらりと並ぶ姿をシルエットに眺めながら、…

明けの明星(2022年お初)

明けの明星 1月9日に内合になった金星が、明けの明星として東天の空に輝くようになりました。 で、当日は2年前に延期となった講座が無事に開催されました。 太陽系

近日点通過(1月4日)

おとといは結構な雪になりましたね。朝、星空もガチガチな音立ててたような感じでした。さそり座の東を偶然にもISSが通過中。 ISS通過 そういえば、1月は地球が太陽に最も接近する頃でした(1月4日が近日点)。だから暖かいはずなのに北半球は寒い。代わりに…

水星と月のランデブー

今シーズンの年末年始は晴天続きで星三昧の冬休みとなりました。夕焼けの中に三日月と水星が並びました。カメラをセッティングしていると、ずーっと低い高層マンションの上に、週末内合となる金星が輝いていました。小さな望遠鏡で覗いても、大きな三日月を…

年越しカノープス(南極老人)

ここ数年、恒例にしている年越しカノープス。2021/2022も、しっかり姿を見せてくれました。それまでは北風の影響で、地元は灰色の雲に蓋を覆われるような感じで、星空は姿を現してくれませんでした。夕方の水星、金星も地平線のところだけ晴れてたので見るこ…