10月12日(金)、晴れ「ピアノ三重奏曲/ベートーヴェン」

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そろそろ明け方の空を注目したいところなのに(月と金星のランデブー)
かなりの雲が沸き起こっています。
明けの明星が雲間から覗きました(05h24m)。
雲があると絵になります。
 
月はどこだ・・・
 
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右上方に三日月(二十六夜)が白く輝きました。
 
別々じゃなあ・・・
せっかくならおそろいのところが見たいなぁ・・・
 
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待っていた甲斐がありました(このあとバタバタしましたが)。
 
 
本日の出勤もベートーヴェンです。
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齢45を過ぎて、やっとベートーヴェンの偉大さがわかってきたようで、
最近図書館で借りてくるCDはもっぱらベートーヴェンばかりです。
今回は彼の作品番号1となっている「ピアノ三重奏曲
ボザール・トリオの演奏で1964年に録音されたCDを選んでみました。
このアルバムは全11曲収録されているお得盤。
私は全集に弱いのです(笑)
 
ピアノとヴァイオリンとチェロというシンプルな構成。
サロン音楽的、というとベートーヴェンは怒るでしょうが、
彼に対して抱いていたイメージとは裏腹にとても聴きやすく(自分の耳が慣れたのか)、
星を眺めるときのお供にいいかも、と思っています。
 
第1番 変ホ長調
第2番 ト長調
第3番 ハ短調
 
この時代、まだパトロンに仕えていた(つまり受注作曲が多かった)作曲家が多い中で、
ベートーヴェンは「個の主張」を最初に音楽に含ませた作曲家だった、と言われています。
なので第3番のハ短調ハイドンを当惑させたとか。
 
確かにベートーヴェン以前に短調を書く作曲家は少なかったようです。
 
解説書の中には次のように書かれています。
「貴族の館などで、その場限りの気晴らしに近かったピアノ三重奏曲という器に、このようなシリアスなメッセージを持ち込むというのは、やはり当時としては型破りの試みであったに違いない」