カエルの鳴き声の賑やかな田舎道を歩いていると…

さそり登場!

毎年田植えが終わった直後に思い出す言葉があります。
藤井旭さんの著作『星空の四季』の一ページから、

 

「カエルの鳴き声の賑やかな田舎道を歩いていると
 大きな大きなさそり座のS字のカーブが、
 向こうの森の上にいてびっくりさせられることがある」

 

昨年末に亡くなられた藤井さんの見たまま
(とはちょっと違うけど、いや、全然違うけど)
まさにその時の言葉通りの風景を撮りたくて待っていました。

カエルの大合唱やフクロウの縄張りを主張する鳴声もこだまする夜。
もう、何度目のさそりの姿でしょう。

 

こと座(ヴェガ)も

田んぼの中の踏切の向こうにさそり

夜行列車