ウィンダム・ヒルの顔といったらアッカーマンですが、
他にも個性的なアーティストが揃っていて、
やっぱりそれぞれが「ウィンダム・ヒル」と言っても過言ではないように思います。
今日紹介するクリスマス・アルバムはナイトノイズのリーダーだった、
マイケル・オドネル(最初はそう表記されていました)が発起人となり、
エグゼグティブ・プロデュースを兼ねた『ケルティック・クリスマス』です。
彼もまた、アッカーマンに劣らず個性的なサウンドを作り続けてくれた一人で、
彼のケルティック・サウンドを聴くと「ああ、ウィンダム・ヒル…」と思いました。
『ウィンター・コレクション』とは違うのが、
マイケルの呼びかけで集まったのは
ウィンダム・ヒル・レーベル所属のアーティストたちではなく
彼の母国であるアイルランドで活動中のアーティストたち。
まさに寒さの中で生まれた音楽家であり楽曲たち。
こういうアルバムを制作してくれると、
今まで知ることのなかった異国の音楽を楽しむことができるし、
新たな感動を呼び起こしてくれます。
ケルティック、アイルランドの民族音楽と言ったらわかりやすいでしょうか。
フィドルやホイッスルが厳北の大地を吹きすさぶ風を思わせてくれます。
私はこのアルバムがきっかけでナイトノイズ以外のアーティストたちにも耳を傾けるようになりました。