天文年鑑2022

大雨を避けるために立ち寄った本屋で…

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天文年鑑2022ほか

 

下敷きになっているのはジム・ベルの新刊『星間空間の時代』

名前に聞き覚えがあったので手に取ってプロフィールを見て納得。

カール・セーガンの『コスモス』

(本の訳では『宇宙』と表記、まぁ、間違いではないのだけれど)

とかかわる方でした。

次回の講座が2回延期になって温めている『太陽系』です。

ちょうどそのネタに新しい裏話が転がってやしないかと…

 

 

宵の明星

父といとこの墓参りの足を延ばして、

昔はよく通った場所へ、

宵の惑星たちはどんな姿かなと夕方着で向かいました。

夜釣りを楽しむ釣り客も多く

時々湖面を水鳥、魚の音が静寂に響きました。

 

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宵の明星

このレンズだと、ぎりぎり木星土星とのトリオが入りましたが、

まだ構図的には納得のいく一に来ていないので、

とりあえずはソロで。

天体の音楽(2022)

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星のめぐり


 新年のウィーン・フィルハーモニー・ニュー・イヤー・コンサートで「天体の音楽」が演目に上がりました!2019年のクリスティアン・ティレーマン以来、18度目の登場です。また現役指揮者の中で「天体の音楽」を取り上げてくれたのはダニエル・バレンボイムだけで二度目となります。

 

天体の音楽/ ヨーゼフ・シュトラウス

 

星は巡る

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星は巡る

 野尻抱影さんのタイトルじゃありませんが、まさにそんなひと時。昔ながらの仲の良い友達が一緒に行きたいというので、昔来たことのある場所に星を眺めに来ました。あれから随分と経ったけど、星の輝きは、それほど変わっていないようです。環境に左右される自然ですが、今朝は竜巻警報が出るほどの悪天候。夜にはすっかり回復し、雨上りのキラキラと輝く星空が広がってくれました。シャッターを終えるころ、雲がもくもく。

皆既月食のように赤く

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月の色が桜を染めた?

5月26日の「残念な月食」に引き続き、今回も「残念な月食」になってしまいました。

それでも最も深い食分の時はうっすらとした雲越しでしたが、ぽっかりと浮かぶ姿が神秘的。

 

マスコミで言っている

「日本全国で見ることができるほぼ皆既月食」のうち

「天候不順で一部地域のみでしか見られなかった」は89年ぶり(1932年9月15日)

 同じく、

「日本全国で見ることができるほぼ皆既月食」のうち

「全国で見られた」のは140年ぶり(1881年12月6日)

 結局、この見方だと140年ぶりにはなりませんでした。

 また、

「これほど長い時間帯の部分月食」は600年ぶり(1440年2月18日)

になるそうです。日本人はこういうの好きですね。

 

見方によってマスコミの記事になりますね。長沢工さんの以下の著作に、皮肉たっぷりに「~年ぶり」の意味のなさを読むことができます。私も同感で…

天文台の電話番 ー 国立天文台広報普及室』

『はい、こちら国立天文台 星空の電話相談室』(文庫版)

 

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