太陽が春分点から30度の位置にやってきました。
とはいえ、先週の天気予報で天候が思わしくないようなことを言っていたので、今回もまた保険をかけて4/15に撮影しました(コチラ)。その日以降、穀雨の日まで晴れる日はなく、天気予報を信じていましたが、3時頃目が覚めて窓に目を向けると木星が輝いていました。
もしかしたらこれは行けるんじゃないかと思って現場に行って、この日の出を目にすることができました。この時点で20分過ぎてしまいましたが、来て良かったと思っています。
金星にもっとも接近されたのは父アトラス。その向こう側にいるのが、母プレイオーネ。夫婦なので仲良く並んでいるのですね。それでなくても名前を覚えるのが大変ですが、こうした現象が起こると、それを機に覚えられたりします(笑)。
雲と月の影響でなかなか姿を見せることがなかったのですが、雲の隙間からやっと姿を除かせてくれたのでシャッターを切ると、こんどは飛行機に邪魔されてしまいました。それにしてもコンピュータで制御されている航路をピタリと毎日通過するのはさすが、とはいえ腹立たしい(笑)。一方星の方は毎日、同じ時間でも徐々に移動して行くから、その「差」を見るにつけ、時計仕掛けのような地球の自転や星の動きに感心してしまいます。
昨晩は宵の明星とプレアデス星団の接近を楽しみましたが(コチラは今日、明日とハイライトが待ってます)、春の曙でも見どころな情景が繰り広げられています。明後日の日の出を前に、ちょっと早起きして東南の空を眺めてきました。1か月前と大きく位置を変えたように思えますが、大きく動いているのは火星。とうとう木星も土星も抜かしました。
そして清明の日の出のチャンスが危ういので、本日も収めることに。できればなるべく近い日がコレクションになりますから(笑)。そして、「晴れ」の予報が出ていても、東の地平線上が晴れ上がってくれていないとという究極の条件があるのでヒヤヒヤです。だから昼間「今日はいい天気だね」という会話が、個人的にはかみ合わないことも会ったりして、時々変な顔されます。
今週は帰宅途中の間、宵の明星が大きく輝く姿を見ることができたのに、夜も更け始めると雲に覆われるという日が続きました。今日は駅から見上げた空はすでに曇天で、1781年にウィリアム・ハーシェルが天王星を発見した日だというのに星が一つも見えません。
先月ぐらいまで、このブログでハーシェルの音楽を紹介してきましたが、今日は特別な日なので、過去にブログに書いた記事を引っ張ってきました。
ちなみに1985年3月3日に演奏された演目は
アレグロ ト長調(ハーシェル)
ソナタハ長調(ハーシェル)
五重奏曲(ボッケリーニ)
オルガン協奏曲 ヘ長調 HWV293 Op.4-5(ヘンデル)
シンフォニア第2番 ニ長調(ハーシェル)
シンフォニア第1番 ト長調(C.P.E.バッハ)
おもちゃの交響曲(当日のプログラムにはハイドン作曲と紹介している模様)