11月29日(土)Yes Live in Japan.

NHKホールが最終公演のYesに息子を連れ立って行ってきました。
ほぼ還暦を迎えたメンバーを迎える客層もそれなりかと思っていましたが、
やっぱりそれなりで、息子が一番若かったりして?
などと会場入りしてキョロキョロしていると、
お隣に座った親子のお父さんとおぼしき男性が
「お前が一番若いかもな?」とガヤ音のなかから聞こえてきました。
その息子さんがあごをこっちに向けて何やら喋った後、
お父さんがこちらをちらと顔を向けてニヤニヤ。

で、まず驚いたのはホール前の長蛇の列。
以前、Yesでこんな入り口を体験したことがなかったので、
ファンとしては嬉しい限り。

「おー、みんな待ち望んでいたんだなー」と。

今回は1972年の『FRAGILE』と
1973年の『CLOSE TO THE EDGE』の2枚のアルバムを収録順で演奏するという
「完全再現」がふれこみのライブ。

開演が5分ぐらい遅れましたが、
洋楽の場合は、これでもほぼ定刻始まりと思ってます(すばらしい)。
彼らの過去のライブではメンバー登場は
ストラヴィンスキー火の鳥が流れるのですが、
今回は様々な作曲家のコラージュでした。
私がわかったのはブリテンの「青少年のための管弦楽
(元曲はヘンデルですが)ぐらいで、
プロジェクターに映されたアルバムディスコグラフィに目が奪われていました。

『CLOSE TO THE EDGE』再現。

クリスが「KONBANWA TOKYO!」とMC。

クリスの足もとに「KONBANWA」と書かれた張り紙。
おそらく2階以上の席の人には見えていたであろう微笑ましい情景…

東京でこのアルバムを演るのは4回目だー!とMC、

次のアルバムに行く前に夏にリリースされた
『HEAVEN ON EARTH』から
♩Believe Again
♩The Game

の2曲。
ヴォーカルのジョン・デイヴィソンの声が素晴らしく、
名盤再現ライヴではなくニューアルバム完全再現もして欲しいと思えるぐらい。

休憩もなく『FRAGILE』

そしてアンコールは
♩I've Seen All Good People
♩Owener Of A Lonely Heart
Starship Trooper

ビッグ・サプライズだったのが2曲目の♩ロンリー・ハート
ステーヴ・ハウの曲紹介で、しかも彼が演奏しているのだから!
2時間20分。大満足でした。

そうえばここ数年ライヴには足を運んでいませんでしたが、
デジカメ、携帯、スマホなどで演奏中に撮影しまくる方々がいてビックリしました。