2023年の今年、今から550年前の1543年にニコライ・コペルニクスが出版した『回転について』から550年目となります。今朝、やっと睡魔と寒さに打ち勝って、西方最大離角となっている水星を見ることができました(裏山の神社)。
コペルニクスは何故水星を見ることができなかったのか? ずーっと前にもこのブログで書いた気がしますが、ポーランドの緯度と水星の高度の関係、予報の曖昧さ(なんといってもまだ地球中心説の時代であり、楕円軌道にたどり着く前の正円軌道と思われていた)なども手伝って、見ることができなかったのではないでしょうか? あるいはその時刻、早朝、もしくは夕刻は教会のお勤めがあって抜けられなかったとか(←新説、笑)
2023年最初の西方最大離角はおとといでしたから、起きられればもう少し高い位置で、そして若干暗い空で見つけたかもしれません。ちなみに昨日は起きてすぐに東の空を確認しましたが、そこだけに雲! そっこうで布団にもぐりなおしました。
コペルニクス関連(最近の研究書より):
☆コペルニクス 地球を動かし天空の美しい秩序へ(ジェームズ・マクラクラン)
☆世界の見方の転換(山本義隆)
ち。地球の運動について(魚豊)
もうさそり座が昇ってます。