ティコ・ブラーエ

ティコ・ブラーエ(1546-1601)

星好きの人なら知っているだろう名前。

次の講座では星の一生の最後の話題を取り上げるので、

特に彼を紹介する必要があるなぁと思っていた矢先。

名古屋大学から『ルネッサンスの自然』が出版され、

そこに彼の【新星】が初翻訳されていました。

そんな矢先、たまたま来年度の打ち合わせにいった待ち合わせの時間に

何気なく手に取ったちらし。


下の写真の肖像画

「あれ、見たことある人だ」と思っていたら、

なんとティコ・ブラーエ。

来ていたんですね、日本に、このタイミングで。

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というわけで今から400年前に、

このキャンバスのちょっと先に本人がいて、

その時の空気を吸っていた肖像画とご対面です。


天文のコーナーに展示されていたのは以下のとおり(☆はオリジナル)。

32.デンマーク天文学者ティコ・ブラーエの肖像☆

33.最新天文図帳(ドッペルマイヤー)☆

34.パルディ天球図(パルディ)☆

35.新星(ケプラー)☆

36.コペルニクス天文学要約(ケプラー)☆

37.宇宙の調和(ケプラー

38.ルドルフ表付属の世界地図(ケプラー

39.天文対話(ガリレイ)☆

40.月面誌(ヘヴェリウス)☆

ガリレイの望遠鏡(参考出品)

所蔵

スコークロステル城(ティコの肖像画

千葉市郷土博物館(33、34、39、40)

東海大学付属図書館(35、36)

国立天文台(37、38)


ティコの肖像画を除き、すべて国内にあるというのも凄いですね。

特に千葉市郷土博物館には数多くの天文書、古星図が収集されています。

地元がそういう保管庫になっているというのも、よろしいかと(笑)