ホワイトクリスマスと天文学。
関係があるのかと思われる方もいるのではないでしょうか?
石田五郎著作の「天文屋渡世」でこんな記事が書かれていました。
私は妙に納得、「これしかないっ!」と思ってしまったエッセイです。
石田先生の直々の説ではなく、
同じように「テレビの天気予報」聞いた話しとして紹介しています。
クリスマスにホワイトクリスマスになるのは、
その1週間前に地球に出現するふたご座流星群のせいだというのです。
この話しにピーンと来た方は天文通です。
というのも、上空2~300kmで発光する宇宙塵が地上からは流れ星として見えるのですが、
それが落ちてくるのに1週間から10日ほどあとのこと。
ふたご座流星群の極大日は12/13~14日が相場ですが、
それが地上に降りてくるのはちょうどクリスマスの頃。
その宇宙塵(流星)は通常雨に混じって地上にたどり着きますが、
ふたご座流星群の頃は寒さの厳しいとき。
ポップスじゃないですが「雨は夜更け過ぎに雪へと」という歌詞がありますが、
そのころは雨じゃなくて雪のコア(核)として地上に降りてくるはずです。
宇宙塵(流星)が多ければ多いほど結晶の核はできやすく雪の確率が増える、というのです。
この説はなんともロマンチックな話しだ、そう思いました。
それが本当か違うのか、そんなことはどうでも良く、
流星のシステムや気象が分かっている人にとっては、
妙に説得力(そうだったら良いのに)のある話であることは間違いありません。
話しは変わりますが、
今日はクリスマスイヴだったので、
夜勤前の午前中、庭でローストチキンを作ってみました。
正確には詰め物をするので「スタッドチキン」というのだそうです。
冷凍ピラフだけじゃ芸がないので、
ウズラの薫製卵と甘栗を突っ込んでみました。
おいしかったです。