旧暦1月23日の月夜待ち(2024/03/03)

二十三夜待ち

下弦の月の昇り。

そして本日は旧暦1月23日だったので、

そのまま夜更かしして月が昇ってくるまで待ちました。

静かに。

想定していたよりもずっと南寄りに、

蠍座の赤星も従えて。

湖面にはサギのコロニーがシルエットになっていました。

二十三夜待ち

二十三夜待ち

 厳密には旧暦1月23日の最初の月の出は00:02にあったので、昨日の月の出の方が伝統に即したお月見となるかと思いますが、小笠原や富士山山頂での3/3の月の出はなかったし…

 「なので、日付が変わってからのお月見にしました」と、言い訳してみる。

二十三夜塔

南中の頃(6:34)

 3/4日の南中は5:50でした。

本日は2024年のミニマム?マイクロ? ムーンだとかで…

昨年の最小、最大、そして今年の最小満月。

 2月の満月は英語でスノー・ムーンというそうです。めったに雪など降り積もらない関東に住んでいると、ピンとこない名称ではあるのですが、月の光が白銀の世界に彩るシーンは何度も経験があるので、比較的納得いく名前のような気もします。

 最大、最小の月で言えば次の新月は、今年最大の新月であり、今年最も近づく月でもあります。なので、2024年10月のスーパームーンよりも大きな有明の月(新月直前の明け方の月)であり、三日月(新月直後の三日月)にお目にかかれそうです。

雨水(2024/02/19)

 太陽が着実に春分点へと向かっています。今日はその途中の雨水。去年の春分点0°から23地点目の雨水。太陽黄経330°を通過しました。三寒四温、なんて言葉は彼岸の頃に聞く言葉ですが、暖冬の今年はひと月ぐらい早まっている感じがします。今日も暖か…

Heart of Sunrise

 

(都内の河津桜は満開でしたが地元の千葉は二部咲がいいとこ)

 天気予報では菜種梅雨的な長雨になりそう、と言っていました。星が眺められないのなら音楽に耳を傾けましょう。夜想曲(Nocturne)を精力的にレコーディングしていくれている古楽奏者のBart van Oortが2017年のフランスものに続き(レーベルは変わった)、今度はロシアもの。しかもVol.1と銘

打っているから続編がありそう。すでに今回の1枚で出切った感はありますが、ジョン・フィールドが母国のアイルランドを離れ、遠征先のロシアに留まったことからも、フォロアーが多かったのかもしれません。続編が楽しみです。

 なお、このOortのシリーズは、フィールド&ショパンをまとめたボックス(それまではフィールドのみ単独でリリースされていた)から【The Arit of the Nocturne in the Nineteenth Century】というタイトルがつけられ、フランスものには番号がつけられませんでしたが、今回のロシアものにはVol.6がふられています。

 今回も楽器を変え、1875年製のスタインウェイを弾いています。

Oortの夜想曲集

夜想曲のページ。これ聴きながら星を眺めるとグッドです。

上弦(2024/02/17)

本日00h01mに月-地球-太陽が90°の位置にやって来て上弦。
天気が悪く、その13分後の00h14mの月没見られず。
かろうじてカメラに収まったのは3時間前の、限りなく上弦に近い半月。

雲の間に間に見え隠れ

 

上弦(2024/02/17)

本日00h01mに月-地球-太陽が90°の位置にやって来て上弦。
天気が悪く、その13分後の00h14mの月没見られず。
かろうじてカメラに収まったのは3時間前の、限りなく上弦に近い半月。

雲の間に間に見え隠れ

 

春一番

 夜半近く風が強くなり始めました。遅いニュースで「春一番」だと言っています。温かい南風が月を隠してしまいました。

木星と並んでます

 人目につきやすく、駅から降り立った時、何人かの人が見上げていました。

17時16分月が木星の北3°09′(この写真は3時間後…)

 明日は(限りなく)上弦の月に近いのですが、実際は日付が変更した1分後に上弦を迎えます。(太陽ー地球ー月が90°)