1月の満月… Wolf Moon(その2)

 今朝方、西の空に大きく傾いた満月を眺めつつ出勤。「その瞬間」を眺めてから、こたつでうつらうつらしている間にも、着実に運行していた月の軌道に驚かされました。

 その月が一息入れて夕方以降再び東の空に顔を出し、南中は日を跨いでいたものの、昨晩と同じように「しんしん」と月の光を地上に降り注いでくれました。

左「23h59mの満月」/ 右「02h54mの満月」

 

1月の満月… Wolf Moon

Wolf Moon

 現在、1月26日の3時過ぎ。ちょっと前、2時54分に太陽-地球-月が一直線に並び(視黄経180度)満月の瞬間を迎えました。愛でている人はおらず(新聞配達のバイクが家の前を通り過ぎました。安全運転を心がけているから見ていないでしょう…)。月の光が地表に降り注いでいるかのように(音が聞こえてきそう)、あたりは銀世界です。

 

 人目につくのは、西の空彼方に消えて再び東の空に姿を見せてから。夕方5時半ごろ。きっと「昨日の月の方が丸い」と感じるのではないでしょうか?昨日のまん丸は、満月の瞬間の大体9時間前。そして今夜東の空に登ってくる月は、満月になった瞬間の大体15時間後。

カノープス昇る、そして…

 関東あたりでは地平高度3度程度の恒星ですが、シリウスに次ぐ輝星のためこの時期の話題の天体です。場所によっては横着星。そんな姿を眺めに房総半島の最南端で待ち構え、行くまでに掛かった時間より短い時間だけ姿を現し、そして沈んでいきました。

 先日の羽田空港での事故の影響で、飛行航路に支障がきたしていたらしくいつもより飛行機が多かったような気もします。

横着星昇り

横着星、降り

 

大火球(2024/01/15)

 06h55m、西の空低く(40〜30度ぐらい)北へ向かって、金星のような色をした大火球が、途中緑色に閃光しながら見えました。時間にしておよそ3秒程度。職場に着くと、ニュースで知ったスタッフから「朝、すごい流れ星が飛んだみたいですねぇ」と声をかけてくれました。

「(ふふん)あっ、見ましたよ、それ!」

すでに東の空には太陽が昇っていたことを考えると、かなり明るい大火球だったのではないでしょうか?ネット上では動画などもアップされ、場所によっては流れた後、4秒後ぐらいに衝撃波が鳴ったそうです。

(今回の大火球の目撃は、朝寝坊したおかげ。いつもは最寄り駅まで30分歩くのですが、太陽に向かって歩くので東を向いています。が、今朝はこたつで目が覚めたのが家を出る時刻!やばい!遅刻する!いや、バ、バスに乗れば何事もなかったことにできる! バス停へは西を向いて歩きます。 バスに向かう途中、しかもバスに乗り込む直前の目の前を緑色に閃光する大火球が出現したのです! バス待ちの人は、誰も見ていませんでした)

月は沈む

 

カノープス(2023)

今年もカノープス詣。南中の頃。海上には三ツ星ほどの、あるいはおおいぬ座δとεの間隔の間隔に匹敵するぐらいの高さで昇ってきます。

カノープスりゅうこつ座α、そして布良星