星と音楽

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次回の予告

次の講座も星と音楽のかかわりの講座になりました。今回は会場にある図書館で宣伝までしてもらっています。視聴曲はナクソスライブラリーをふんだんに使わせていただく予定です。

 今年は秋の入りが昨年よりも遅く開かれたような感じですが、機械仕掛けの時計のごとく、星空はきちっと季節を回転させてくれブレません。天測に興味を持っていれば、毎年の季節の動きの検知は正確です。

 

皆さんの協力で増えるライブラリー

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tupichan.net

JUNO TO JUPITER/ Vangelis

昨年ここでも予告したヴァンゲリスのアルバムがやっと届きました。

 

2020-10-17から1日間の記事一覧 - 星語り(一番星のなる木)

 

一年も前のことなので、コンビニ受け取りをすっかり忘れて、違うところに取りに行って空振り。出直しでようやく手元に!

 

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Juno to Jupiter/ Vangelis

ヴァンゲリスのページ

 

台風一過(2021年10月1日)

暴風雨が去り、日付が変わったころには東の空には月齢24.7の月と冬の星座たちがギラギラとまたたいてくれました。ほぼ無風でしたが上空には強風が吹き荒れていたのでしょう。いつになくシリウスが大きく揺れていました。

 

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台風一過の深夜

7月から開催した『星と芸術』(神保町アカデミー)も無事に終わりました。ゼミみたいな感じで良かったです(自分が一番楽しんでいたと思う)。

 

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神保町アカデミー『星と芸術』

次の講座は日比谷文化図書館、11月16日(火)です。

仲秋の名月

 今日は在宅勤務ということもあり、夕刻も速い時刻から自宅での自由時間があったので、(以前から約束していた)近所に声を掛けて望遠鏡で名月、土星木星。それと晩夏の星座たちの案内をしました。

 

 昨日は布良で宵の明星が暮れるまで眺めていましたが、LEDのように眩しい満月前の月があたりを明るく照らしているのに、頭上を流れる天の川が見えていたのには、呆れるほどの透明度の良い場所でした。夜釣りを楽しむ人。波堤にくだける波の音。沈まない北斗七星。

 

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画面左上からサソリの頭部が入ってきました

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沈まない北斗七星

 

星のささやき、宇宙のうた(ポピュラー編)

 前回Kazさんから戴いた情報の中に、いわゆるポピュラー・ソングが含まれていましたので、ページ分けをするとともに、前々から考えあぐねていた「ポピュラー編」のページを追加することにしました。クラシックの純音楽と違って、ダイレクトに歌詞が伝わってきてしまうので、聴き手のイマジネーションがやや薄れてしまうのかもしれませんが、どうぞよろしく。

 

星のささやき、宇宙のうた

 

 今日は天気が大荒れです(このあともうひとやまあるとか…)。これは台風から変わった低気圧の影響ですが、その影響が出る前にパチリ(といっても2日前です)。

 

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左からフォーマルハウト、木星土星、アルタイル

という珍しい並び。

三日月

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カラスの通り道

 昼間は秋晴れの青空が広がったので、夕方、昨日かろうじて見えた細い月が三日月となって見えるだろうと期待したのに、日が沈んだ後は西の空から雲が流れてきて宵の明星を飲み込み、三日月にまで及んできました。待っていると東の空から大量のカラスが西の彼方へと飛んでいく光景とクロスしました。

NOCTURNES/ Craig Armstrong

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Nocturnes/ Armstrong

 昨晩から未明にかけて久しぶりに星空が広がりました。それでも最初のうちはあちこち雲が多く、頭上に夏の大三角が見えているだけでした。20時頃、たぶん都内の方を覆っている雲の上に宵の明星が架かりました。ちょうと反対側には木星土星がやぎ座にいます。しばらく見ないうちに季節がかわっていました。少々肌寒さを感じる夜風も、秋の虫たちを元気づけるように賑やかなシンフォニーが繰り広げられて、ついつい外を気にしてしまいました。

 昨日届いた『2台ピアノのための夜想曲』は、映画音楽を多数手がけるクレイグ・アームストロングの14曲。情報が非常に少なく、タイトルは『2台ピアノのための夜想曲』となっていますが、クレジットには作曲家本人の名前しかなく、もしかしたら多重録音なのかもしれません。映画のワンシーンを見ているかのような情景が浮かんできそうな曲ばかりです。

 それにしてもドビュッシー以降の夜想曲は、曲の視点が「夜」という抽象的なものでしたが、こうした詩情あふれるメロディは、映像を想定しての作風なのではないでしょうか? フィールドやショパンの者とも違った性格の夜想曲です。