来月の大接近に向けて歩み寄る両者。フレアスタッグの燃える工場の中でもその輝きは衰えることなく、人目をひいていました。
土星、木星、月のランデブー
西の空に沈みかかった三星。肉眼で見えた並びは印象的でした。よく見るとシャッターブレが出てしまいました(ベランダで撮ったから?)。
Rick WakemanとVangelis
何かと比較されがち(私だけか?)な両者が、
2020年の同じ年に揃って宇宙もののアルバムを制作、リリースしてくれてました。
現時点ではヴァンゲリスは予告のみ。
RED PLANET/ Rick Wakeman
邦題が『火星探検2020』です。アルバム名義はRick Wakeman & The English Rock Ensemble(Dave Colquhoun; Guitars、Lee Pomeroy; Bass、Ash Soan; Drums)。曲目には火星の地名をあしらった全8曲。ジャケットにも写っている古楽器(マリナーやらヴァイキングが火星探査を行っていた頃のキーボード)も登場させ、かつてのプログレを再現してくれています。まだ人類が未踏の大地を、まさに探検するというワクワク感があふれています。
JUNO TO JUPITER/ Vangelis
前作のテーマはヨーロッパが打ち上げた宇宙船ロゼッタ(彗星探査機)でしたが、今回はNASAが打ち上げた探査機ジュノー。現在も木星からツイートしてくる探査機ですが、
2021年7月31日に、アルバムタイトル通り、木星本体へ突入させてミッションが終了(かつての土星探査機、カッシーニもそうでしたが、取り上げなかった…)。リックと違って、今のところ国内盤が出る気配なし。
火星接近(小接近)
2年ぶりに火星と地球が巡りあい。
鈴木寿々子さんの『星のふるさと』で火星接近を意識するようになって18回目の接近(そのうち大接近は1988、2003、2018)を迎えました。何年前はこんなことしていて、何年前はこんなことしていて… といった記憶をたどるアルバムにもなっている火星の接近。今年は今日を迎えるまで、あまり天候にも恵まれず、今日も「まだら雲」の間から見えたり見えなかったり。