水星と月のランデブー

 今シーズンの年末年始は晴天続きで星三昧の冬休みとなりました。夕焼けの中に三日月と水星が並びました。カメラをセッティングしていると、ずーっと低い高層マンションの上に、週末内合となる金星が輝いていました。小さな望遠鏡で覗いても、大きな三日月をした金星が分かりました。まさにガリレオが金星を見た時に綴った暗号のような姿。地平線すれすれだったので、みるみるうちにビルの間を抜けて姿を消してしまったため飛行機と見間違えそうですが、望遠鏡を持って行って正解でした。内合直前の金星を望遠鏡で見るのは初めてです。

 

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水星の月のランデブー

 

年越しカノープス(南極老人)

ここ数年、恒例にしている年越しカノープス。2021/2022も、しっかり姿を見せてくれました。それまでは北風の影響で、地元は灰色の雲に蓋を覆われるような感じで、星空は姿を現してくれませんでした。夕方の水星、金星も地平線のところだけ晴れてたので見ることができました。24時間で両者の位置が逆転しました。新月後の情景が楽しみです。

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水星と金星

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カノープス南極老人、布良星

 

の情景が楽しみです。

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佐倉市と布良の星空の違い…

 

水星と金星の接近

 昨日は見えませんでしたが、今日は両者の最接近日とあって根気よく眺めていた夕焼けの中に輝く水星が見えました。肉眼ではわかりませんでしたが、金星の写真をアップにしてみると、なんと三日月状が確認できました。目のいいひと(アフリカの9.0の人とか…)なら肉眼で満ち欠けが確認できるのかもしれませんねぇ。

 

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上総港の金星(2021/12/28)

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水星と金星の接近

 

そろそろ水星待ち

今年の年末年始は月のめぐりがよく、

現在夜半過ぎに東の空から顔を見せますが、

1月4日(しぶんぎ座流星群)に向けて新月となります。

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左上から木星土星、羽田着の飛行機(長い光跡)、金星。

 

宵の明星

一番星はどんな場所で眺めても美しいです

来年早々、地球と太陽の間に入り込む(内合)になるので

急速に高度を下げ始めてきているので、

見晴らしの良い場所で見るに限ります

ここは江川海岸。

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一番星

 

ふたご座流星群(2021年、二日目!)

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ふたご座流星群、2日目

 日中は横浜で初雪となったぐらい冷え込み、夕方近くまで曇天だったのであきらめていましたが、帰宅後しばらくすると晴れ上がってました。曇っていると思ったのは月明りのせいで、冷気を照らし出していたようです。布団に入る前にカメラをセット(昨日と同じ)。今朝データを見ると01時05分~01時06分の間に流れたようです。写っていたのは嬉しいですが、やっぱり生で見たかった。ここまでしっかりと写り込んでいるので、実際はかなり明るかったのではないでしょうか?