もくもくとした雲が赤く染まり
それをまとっているかのような「白銀」の女神の姿に
しばし見とれてしまいました。
いつもの電車の乗り継ぎで
多くの人たちが足早に次の電車へ駆け込もうとしています。
おそらくその誰も見向きもしない情景に
ただ一人立ち止まって眺めていました。
(そんな私につられて首を向ける人もいましたが気づいていない?)
【人間の為でも、
誰の為でもなく、
それ自身の存在のために、
自然が息づいている。
そのあたりまえのことを知ることが、
いつも驚きだった】
こういう情景を見るたびに
星野道夫の言葉に全てが語られているような気がします。