これだけの曙の中に見えるのだから、
これは立派な彗星でしょう。
当初の予報とはかけ離れている姿とはいえ、
うっすらと薄明の中にいるには、
やはり感動してしまいます。
肉眼での尾は確認できませんでしたが、
双眼鏡ではぼんやりとした光芒が他の星との違いを教えてくれました。
写真では右側の光芒がそれ。
パソコン上では尾は「言われてみれば」右上に伸びているのがわかる程度ですが、
カメラのビュワー上では奇麗に尾が伸びているのがわかります。
(しっかりとした三脚ではなく床置で星像がビヨ~ンと)
もっと下の方にいる水星の輝きも頼もしいです。
こちらは18日に西方最大離角になったばかり。
惑星としての風格を感じます。