帰宅するとき、
体の向きは東を向いています。
真っ白いお盆のような月が出ていました。
稲垣足穂の世界のように、
シルクハットをかむった男性が現れて、
鎖をガラガラさせているんじゃないかと思ってしまいます。
雲が邪魔をしてなかなか姿を見せてくれないところを見ると、
ますます怪しい（笑）
稲垣足穂に触発されて
小話を書いて個展の写真に使いました。
「家具の音楽」より
とある夕方
いつもの丘の上に一本の木が立ち明るい星がなっているのに気がついた
「しかし君ね 今夜のにはまだまだ足りないんだよ」
そう声がしたかと思うと
木の枝から「エイッ」と人影が近づいてきて
たれかに頭をガツンと殴られた
目の前に星がはじけてチカチカ瞬き始め
気がつくとベットの中で目が覚めた
もしやと窓を開けて夜空を仰ぐと
思ったとおり星がチカチカしていた。
いつもの丘の上に一本の木が立ち明るい星がなっているのに気がついた
「しかし君ね 今夜のにはまだまだ足りないんだよ」
そう声がしたかと思うと
木の枝から「エイッ」と人影が近づいてきて
たれかに頭をガツンと殴られた
目の前に星がはじけてチカチカ瞬き始め
気がつくとベットの中で目が覚めた
もしやと窓を開けて夜空を仰ぐと
思ったとおり星がチカチカしていた。
