10月20日(土)、晴れ「リュートのための古風な舞曲とアリア/レスピーギ」

イメージ 2上野観望会の後、
地元に戻ってからカメラを用意しておうし座にいる木星を撮りに行きました。
しかし、西の空から雲がモクモクと伸びてきて全天を覆ってしまいました。

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地元で行われているコスモス祭り(実際は10/21のみ)。

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今日も晴れたら木星狙いです。


本日の選曲はレスピーギの作品。
3つの組曲に分かれていますが、
そのうち私がもっとも関心を寄せるのは第1組曲第2番の曲です。

この組曲集はレスピーギが先人の作曲したメロディを借用しているのですが、
第1組曲第2番はヴィンチェンツォ・ガリレイの作品。

ヴィンチェンツォ・ガリレイガリレオ・ガリレイの父です。
ガリレオは晩年、自宅幽閉されたころには太陽観察で失明し、
父から手ほどきを受けていたリュートの演奏をして楽しんだ様です。
もしかしたらレスピーギの選んだ曲もガリレオはつま弾いていたのかもしれません。

そう思いながら音楽に耳を傾け、
星空に思いを馳せると、
よりいっそう彼らに近づけたような気になります。
 
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第3組曲の「シチリアーナ」は、
以前、「クラシック・アワー(NHK-FM)」のエンディングに使われていました。