ジョルダーノ・ブルーノの本

ジョルダーノ・ブルーノ


 岩波文庫から出版されて(も)いましたが、あとがきに綴られているように全集に辿り着くまでに26年の歳月がかかったそうです。日本では1967年に初めて翻訳され、その後岩波から重版が行われていましたが、新訳の登場です。宇宙論を語る上で、またコペルニクスの『回転について』以降、最も重要な著作。カール・セーガン(コスモス)からの影響もあって、彼の存在は岩波文庫(1982〜)からの出版で注目はしていました。

 読みたい読みたいと思っていた著作が、やっと出版されました(まぁ、岩波文庫の清水純一訳で読んでいたものの…)。

 なお、彼の名がついた月面のクレーターは、地球から見ることはできず月の裏側の一つに名付けられています。

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