ヘシオドスの作品を初めて読んだ時、特に『神統記』は、ギリシア神話で親しんでいた神々の誕生などのエピソードが含まれていて、これが多くの星の本で紹介されている、宇宙の誕生、神々の系譜などの原点になるのかと知った時は、とてもワクワクしました。元ネタに辿り着けて嬉しかったことを思い出します。
『研究序説』には岩波から文庫出版されることになる『神統記』が付録として掲載されており、別に同氏の翻訳による『仕事と日』も読むことができます。
ギリシァ思想の素地 -ヘシオドスと叙事詩-(久保正彰1973)
ヘシオドス研究辞序説(廣川洋一1975)
神統記(廣川洋一訳1984)
仕事と日(松平千秋訳1986)
神々の誕生と深層心理(R.S.コールドウェル/ 小笠原正薫2013)
全作品(中務哲郎2013)