ウィーン・フィルのニューイヤー(月の出の合唱)

ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートで

珍しく合唱(ウィーン楽友協会)が加わって、

このコンサートの長い歴史の中でも初披露となった

オットー・ニコライ(1810-1849)の

ウィンザーの陽気な女房」から「月の出の合唱」が演奏されました。


このオペラ自体がほとんど演奏されなくなった今日ですが、

この曲に限って言えば

2010年にウェルザー=メスト小沢征爾の代役で指揮台に上がった

シェーンブルン宮殿 夏の夜のコンサート2010」で演奏されているので、

ウィーン・フィルにとっては7年ぶりということになるのでしょうか。


ともかく、神秘的な月の出の描写が合唱によって描かれた素敵な曲です。

しかし皮肉なことに今日(日本)は、

この曲が演奏される直前に西の地平線へ消えて行きました(月の入)。


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