オリオンとアルテミス

太陽が大きく西に傾いたころ、

ビルの谷間を歩いていると、

冬枯れのメタセコイヤの梢の中に

真っ白な上弦の月がなっているのに気づきました。

冬枯れの枝は動いているのに

何やら白い物体は後をついてくる…


日食カウントダウンも2日前に停止してしまい、

以来、久しぶりの対面に

こんなに大きく変化していたことに気づかされて驚いてしまい、

思わず足を止めて見入ってしまいました。


(首のヘルニアが痛くて)長い時間見上げることはできませんでしたが、

この位置に、春らしさを感じました。


遅くなって、

今度は月が西の空に傾くころ

恋人のオリオンと語らっている姿を眺めています。


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(月が明るく真ん丸に映っていますが、綺麗な上弦の夜)