星語り(一番星のなる木)

星と天界の音楽

夜想曲 / シャルル・ケクラン

 梅雨の合間に西の空に描かれた美しい情景。なんとかカメラを向けることができました。

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 作曲家兼天文学者、あるいはアマチュア天文家。風貌は世捨て人のような、グレゴリー・ペレルマンのようなガンダルフのような、フランス人作曲家シャルル・ケクラン。彼は子供の頃に読んだカミーユ・フラマリオンの『一般天文学』に触発されて、星空をテーマに、あるいは夜想曲を残してくれました。フラマリオンから譲り受けた天文熱はオーケストラのための夜想曲「星空の詩」に形を表し、「ファブリチウス博士」へと昇華しました。

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 他にも、ホルンとフルート、ピアノによるトリオのOp.32、そしてピアノ・ソロ(本来はハープ)によるOp.33、バスーンソナタ Op71の第2楽章にもあり、どちらもドビュッシーの雰囲気、あるいはドビュッシーが書きそうな曲想の夜想曲です。