星語り(一番星のなる木)

星と天界の音楽

♫天体暦の1ページ / ピエール・ブーレーズ

天体暦の1ページ(Une page d’ephemeride )

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ピエール・ブーレーズのピアノ小品で、

タイトルからして気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私のそんな一人でしたが、

何しろブーレーズです。

聴く前から、ある程度の覚悟をしていましたが、

思ったほど現代音楽しておらず、

2005年に作曲され、この10年でレコーディングや演奏回数が多いのは、

「現代音楽」にあって、珍しいかもしれません。

すでに4人のピアニストが取り上げてくれ、

身近な響きであるのが嬉しいですね。


初レコーディングは2010年に『ブーレーズ・ピアノ作品全集』をレコーディングした

Cybele RecordsのDimitri Vassilakis氏。いきなりSACDでした。

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続いてユニバーサル・レーベルが企画した『ブーレーズ作品全集』の中で、

日本人ピアニスト永野英樹さん(Universal Music-France)でした。

しかしこれは13枚組の全集のために録音されたため、おいそれと聴くことが出来ません。

Complete Works

Complete Works

しかし、翌年になってカメラータ・トウキョウから

飯野明日香さんの『フランス・ナウ』で取り上げてくれたおかげで、

国内盤でも聴くことができるようになりました。

France Now

France Now

更にYegor Shevtsov氏(New Focus)氏の2012年の音源が

2014年にやっとリリースされました(ドビュッシーカップリング!)。

Avec Un Frisson-Late Piano Works

Avec Un Frisson-Late Piano Works


さて、そんなタイトルに惹かれた私の感想ですが、

聴く前からある程度の予想はついていました。なんたってブーレーズですから。

冒頭の、いくつかの散開的な音の連なりは

なんとなく星の輝きに思えなくもありません。

しかし、その星の輝く姿は、地上から眺めている星の輝きではなく

どういうわけか、ウルトラマンウルトラセブンに出てくる

友好的な宇宙人が登場する回の星々の輝き。

(なんかブリキの星というか、タルホの星というか…)

宇宙のどこからか地球を目指して飛んでくる宇宙人が

地球にやってくる前に眺めていた星の世界。そんな曲(どんな曲だ)。