明けの明星もそろそろ見納め?

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昨日の朝は雪が降ってたので東雲は見えず。

今朝はどうかと早めに起きてみると、まだ真っ暗でした。

もう冬至は過ぎているから同じ時間でも明るくなっていてもおかしくないのに。


徐々に夜が明けてくるのを待っている間、

有田正広の最新録音(SACD)のバッハを聴いて待っていました。

もうあと数分で家を出なければならない時間まで待って、

ようやく地平線ぎりぎりに、

明けの明星が輝いているのが確認できました。


もうヒヤヒヤ。


しかし、低い。

写真に撮った時ですら5度もなかったかもしれません。

もう、明けの明星としての輝きは

朝焼けの中に紛れ込んでしまっています。

よほど根気よく探さないと見つけられないでしょう。


それにしても毎朝同じ時間に空を眺めていると、

星空の日周運動(日を増すごとに星座たちは西へ西へと移動)の中で、

惑星たちの奇妙な行動(つまり東へ東へと移動)は本当に不思議です。

昔の人が「惑わされた」のもうなずけます。