天界の音楽3「惑星;グスタフ・ホルスト」

一年ぶりのこの企画(笑)

私がクラシック音楽にハマるきっかけを作った管弦楽組曲を紹介します。


大編成のオーケストラ作品で、

7つの小品からなる約50分程度の演奏時間を要します。

作曲されたのは20世紀に入ってからなので、

クラシックというよりは、現代作品という範疇なのかもしれません。


googleやyahooで「ホルスト 惑星」といったキーワードを入れると、

最近ではトップに表示される様になったページに詳細を解説していますが、

人気曲の割にいろいろと話題や謎を含んでいます。


謎には

冥王星や地球が入っていないのはなぜ?

(こたえ)

 作曲当時冥王星が発見されていなかったから。地球から見た惑星がテーマだから。


・曲順が惑星の並びじゃないのはなぜ?

(こたえ)

 これに関しては様々な憶測が飛び交っているようですが、実はちゃんとした答えがあるのです。占星術にハマリ、「お気に入りの悪癖」と自ら呼んだ没頭した占星術に答えがあります。黄道十二宮には守護星というものが存在(するそうです)します。



白羊宮:火星

金牛宮:金星

双児宮:水星

巨蟹宮:月

獅子宮:太陽

処女宮:水星

天蠍宮:火星

天秤宮:金星

人馬宮木星

磨羯宮:土星

宝瓶宮天王星

双魚宮海王星



このうち、太陽と月を除き、一度登場している惑星の二度目を除きます(たとえば火星は白羊宮と天蠍宮の守護星なので二度目の天蠍宮の火星を除く、という具合に)。そうすると、ホルスト組曲「惑星」の曲順に並ぶのです。



・実演が少ないのはなぜ?

(こたえ)

 最後の海王星で合唱団が入りコストが掛かるという他、ホルストが7つをまとめて演奏するように遺言で残していたからです。また編曲なども許すことはありませんでしたが、最近は日本のポピュラー会でも歌詞をつけて歌われている様に、切り離し、編曲も時効となったようです(笑)


まだまだ興味のある方はこちらへどうぞ。


http://tupichan.net/Planets/Planets.html