明日は勤労感謝の日。さしずめ米国ではThanksgiving Dayに当たるでしょうか?
秋の収穫を感謝する日が過ぎると、いよいよクリスマスシーズンへと向かう季節。
日本では想像もつかないぐらいの重要な日、というわけです。


その「Thanksgiving」というタイトル曲、
ウィンダム・ヒル、イマジナリー・ロードのアーティストたちも取り上げる内容で、
古くはジョージ・ウィンストン
「THANKSGIVING」という新曲&既存曲のオムニバスもありました。
そして新しいところではスタントン・ラニアーがいます。



Thanksgiving (DECEMBER) / George Winston -1982-
http://tupichan.net/WindhamHill/WH1025.html

 私がジョージに心打たれたのは、まさにこの曲。リリース当初はシングル盤でもリリース(B面は「Joy」のシングルエディット)されたぐらいだし、日本独自のオムニバス『PEACE(心の美術館)』も、一躍有名にした「あこがれ/愛」ではなく、こちらが選曲されていました。また、感謝祭がテーマになっている映画『COUNTRY』で使われている「Home」は続編のような曲調です。


Thanksgiving (DECEMBER PEACE) / Stanton Lanier & Jill Haley -2009-
http://tupichan.net/WindhamHill/ImaginaryRoad/DECEMBER_PEACE.html

 透明感のあるピアノが、あたかも初雪の上を渡る風のようにメロディを奏で季節の喜びをスケッチしていくような曲。ジョージの曲とは違って、これから訪れる「冬」を喜んでいるような曲調です。そして二度目の旋律からジル・ハーレイのオーボエが被さって、二人のハーモニーが、いっそう季節への呼びかけを感じさせます。


THANKSGIVING -1998-
01. We Gather Together / Michael Manring, Philip Aaberg, Paul McCandless
01. Bygone Days / Eileen Ivers
03. Coming Home / Sean Harkness
04. Simple Gifts / Tracy Silverman
05. The Saviour's Universal Prayer/And Again Heavenly Father / William Coulter & Barry Phillips
06. Silver Salmon Bear / R. Carlos Nakai
07. Heaven Within / Paul Winter & Paul Halley
08. Caranna / Tim Story
09. Allelujah / Lisa Lynne
10. Amazing Grace / John Doan
11. Blessings / Liz Story
12. Wagoner's Lad / John Sebastian
13. The Gathering / Will Ackerman
14. Thanksgiving / George Winston

 このアルバムは、新曲、既存曲(エンディングのジョージの曲)を織り交ぜて編まれた作品集です。意外なメンツ(ジョン・セバスチャン)が参加していて、ちょっと驚きです。