天文台を訪れた翌日、

地元のサークルでも同じようにメシエ13をオープニングにしました。


ブツブツ、ザラザラとした表面に、プツプツと微星が浮かび上がります。

(星粒のシャープさは昨日の50センチには及びませんが)

さすがメシエ13、さすが25センチの威力と千葉の空。

本日のターゲットは9月11日に衝を迎える天王星

19時スタートではまだ時間が早すぎるために

さそりの毒針付近に埋もれているメシエ7、

いて座の大球状星団メシエ22(こちらの方がM13より迫力がありました)と木星

普段は天の川の中に埋もれている

や座もいるか座も見えています。

天の川だけが見えません。

メシエ20、メシエ31も双眼鏡でぼんやりと見えました(肉眼ではダメでした)。


木星は縞模様と明るいガリレオ衛星が4つ。


「次、天王星見ようヨォ」

というリクエストがあり、いよいよ天王星を探しました。

星図を頭の中に叩き込んで、まずは双眼鏡で。

「たぶんこれだろう」という星を今度は望遠鏡のファインダーで。

アイピースを覗くとドンピシャと水色をしたディスク状の天体。

すぐに天王星とわかりました。

天体導入で久々に(自分に)感動し

「みなさーん、天王星ゴショウターイ」と

思わず声を張り上げてしまいました。


地球から19天文単位も離れている氷の惑星。

それだけでも何となく神秘のベールにつつまれ、

視野の中に居座る小さな姿でさえ畏敬の念が感じられます。

次回はいよいよ海王星にチャレンジか?

これで海王星が見られれば、晴れてゴールド認定を受けることができます。