2021-01-01から1年間の記事一覧

仲秋の名月

今日は在宅勤務ということもあり、夕刻も速い時刻から自宅での自由時間があったので、(以前から約束していた)近所に声を掛けて望遠鏡で名月、土星、木星。それと晩夏の星座たちの案内をしました。 昨日は布良で宵の明星が暮れるまで眺めていましたが、LED…

星のささやき、宇宙のうた(ポピュラー編)

前回Kazさんから戴いた情報の中に、いわゆるポピュラー・ソングが含まれていましたので、ページ分けをするとともに、前々から考えあぐねていた「ポピュラー編」のページを追加することにしました。クラシックの純音楽と違って、ダイレクトに歌詞が伝わってき…

三日月

カラスの通り道 昼間は秋晴れの青空が広がったので、夕方、昨日かろうじて見えた細い月が三日月となって見えるだろうと期待したのに、日が沈んだ後は西の空から雲が流れてきて宵の明星を飲み込み、三日月にまで及んできました。待っていると東の空から大量の…

NOCTURNES/ Craig Armstrong

Nocturnes/ Armstrong 昨晩から未明にかけて久しぶりに星空が広がりました。それでも最初のうちはあちこち雲が多く、頭上に夏の大三角が見えているだけでした。20時頃、たぶん都内の方を覆っている雲の上に宵の明星が架かりました。ちょうと反対側には木星と…

プラネタリウムのためのピアノ音楽

先日の講座の開始前にも使わせていただいた小松正史さんのCD。このアルバムを手にしてからは、随分と眠る前に部屋で流して聴いていますが、まだ実際の星空の下で聴く機会を得ていません。いつまで曇天が続くことやら! www.nekomatsu.net 解説にはアップライ…

星、宇宙がテーマの音楽集(9月4日〜9月19日)

kazさんからの情報です。秋の夜長(じゃないのもあります)に楽しめそうです。ありがとうございます! =NHK-FM=《クラシックの迷宮》9月4日(土) NHK-FM 午後7時20分~ 午後9時00分https://www4.nhk.or.jp/classicmeikyu/x/2021-09-04/07/74931/4756452/シ…

宵の明星(2021/08/28)

来月秋分を迎えるので、日の入りがどんどんと早くなっていきます。とはいっても、この暑さ、暦の上では秋に入っているのに、まったく感触がありません。会社から帰ってくる際に、最寄り駅から見えていた金星も、お盆の週からずっと曇天続きで、久しぶりに見…

星出宇宙飛行士、四度目の船外活動

明日の夜9時半ぐらいから6時間強の間、国際宇宙ステーションのコマンダーである星出さんが船外活動を行うそうです。 www.jaxa.jp ライヴ中継で見ることができます。 私はよくここを眺めます。 camera-map.com そして今回は、もしかしたらぎりぎり船外活動の…

リコーダー独奏のための「彗星」向井響 作曲

www4.nhk.or.jp kazさんからの情報です。リコーダー独奏のための「彗星」がオンエアされます。同時に演奏されるのは、リコーダーといったら(と、個人的には思う)ヤコブ・ファン・エイク(c.1590-1657)とヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)の編…

ペルセウス座流星群

今夜から明日未明にかけてペルセウス座流星群が極大になります。せっかくの夏休み期間中で期待して迎えたのに… 現在、流星雨ならぬ本物の雨がポツリポツリ降り出してます… www.nao.ac.jp 明日は科博の天体観望会。つくば上空が晴れてくれていれば実施されま…

詩の中の宇宙

昨日オリンピックが幕を閉じました。フィナーレの際に宮沢賢治の「星めぐりの歌」が演じられ、次回がフランスで行なわれると言う流れから、「世界の冨田」が1974年に制作したドビュッシーのアルバム『月の光』に収録したタイトル曲が流れました。ちょっと感…

ISS(きぼう)通過 

(日比谷で)初めて昼間の講座を行ないました。その時に「今日、星出さんが通過しますよ〜。でも条件は△です」というアナウンスをしたこともあり、はたしてどんな風に見えるのかを確認してみようと思いました。通過前に帰宅できそうだったから、通過ギリギリ…

この地球を神と崇める(カレル・フサ)

宵の明星 NHK-FM「クラシックの迷宮」2021年8月7日 午後7時20分〜午後9時00分放送 カレル・フサ(Karel Husa, 1921- ):作曲『この地球を神と崇める(管弦楽と合唱版)』第2楽章:破壊の悲劇第3楽章:その後 オリジナルスコアはブラスバンドで1970年初演第1…

エイヴェレの星たち/ ウルマス・シサスク

エイヴェレの星たち(シサスク) シサスクから、親交の深い舘野泉に献呈された『エイヴェレの星たち Op.142』が、その舘野泉によってレコーディングされました(2012〜2014年作曲)。さらに 嬉しいことにSACDです。透明感のある北欧の空気をパッケージしてく…

ミラ、ペルセウス座流星群、木星、土星

仕事終わりにそのまま館山へ。途中、(これで通算何度目だ?)職質で起こされ… 先日地元で見た木星と土星。ここでは逆三角もよくわかります。 やぎと一緒の木星、土星。そしてフォーマルハウト 月が完全に海に没したあと暗夜になりました。1時間ぐらい。南の…

梅雨も明けて

夜中前に南東の空に輝く木星が眩しいこの頃。土星も見えてます。残念ながらいて座の天の川は半月と空が明るくて見えず… やぎ座の土星と木星

星空を楽しむ ~星と芸術 ①星と音楽

「星、星空、宇宙といったイメージから多くの人が連想するのは映画音楽ではないでしょうか? まったく無関係と思われがちな音楽と宇宙のかかわりを天文史と音楽史の両面から聴き比べます。」 こんな内容のお話をする予定です。 光害で聞こえない?オルフェウ…

交響曲 第18番 変ホ長調(ハーシェル)

交響曲 第18番 変ホ長調 2週間ぐらい前に注文していたハーシェルの交響曲のCDが届きました。曲目は以下の通り。 ウィリアム・ハーシェル(1738-1822)交響曲 第18番 変ホ長調(1762) ルイ・シュポア(1784-1859)ヴァイオリン協奏曲 第8番 イ短調『劇唱の形…

星のない夜は

今日は7月7日。なんだかんだいって七夕。普段星空を見上げない人でさえ、自主的に見上げる機会となる貴重な日なので「七夕はやっぱり旧暦じゃないと…」なんて言ってられない(笑) 結局今年も梅雨真っ最中になってしまい、かれこれ1週間近く宵の明星も夏の星…

天文遺産 宇宙を拓いた日本の天文学者たち(別冊日経サイエンス245)

現在日経サイエンスに連載中の「nippon 天文遺産」の既掲載分を再録・編纂した別冊が出版されました。レプソルド子午儀と子午儀室(上)レプソルド子午儀と子午儀室(下)20cmトロートン望遠鏡日本で最初に星空を撮影したブラッシャー天体写真儀日本最古の星…

ケプラーが聴いた音楽 その1

ケプラーの『宇宙の調和』(1619)の中には、当時の現代音楽を、対象の比較として何曲かに言及しています。それらの音楽が、彼が考える『天球の音楽』というわけではありませんでしたが、それにかなり近かったのかもしれません。もっと古い音楽、グレゴリオ…

×(かける)クラシック 第53駅 宇宙×クラシック(4)

情報いただきましたの共有です。この番組、こんなに続けてくれるとは思ってもみませんでした。みなさんもどうぞ~ www4.nhk.or.jp 堀内さま、番組情報と楽曲提供ともどもありがとうございます!

王の就寝に捧ぐトリオ集(マレ)

昼間、大雨だったようです… 星空と関係はありませんが「夜想曲」関連で目に止まった曲。あのルイ14世がお抱えの作曲家アラン・マレに書かせた組曲で、王が寝付くまで演奏されたとのこと。CDではなんと2枚組なので、王様は不眠症だったのか? と余計な詮索ま…

月の光(Tombelle)

「月の光」トンベル 「月の光(Clair de Lune)」といえば、ほとんどの人が思い出す曲と言ったら、ドビュッシーのピアノ曲じゃないでしょうか。それぐらい彼の「月の光」はタイトルにふさわしい情景を思い描かせてくれます。それをさらに強く思わせてくれた…

夏至(2021)

やっと夏至に到達しました。太陽が。以降、短かった夜が長くなり始めます。1日1分でも、10日で10分、1ヶ月で30分、2ヶ月で…あとは梅雨が明けてくれれば。 夏至が来た!

×(かける)クラシック

コメントをいただいた情報を共有します。 本日(遅かったかな?)6/20(日)14:00~NHK-FMにてオンエアされる www4.nhk.or.jpで宇宙にかかわりのある音楽を特集します。今回で3回目。私は情報をいただいてから(2021-06-10から1日間の記事一覧 - 星語り(一…

梅雨入りしたのに

梅雨入りの発表があってからゲリラ雷雨的なものはあっても、いつものようなシトシトとしたような日になっていないような気がします。それはそれで(ジメジメしなくて)良いのですが、猛暑、酷暑が予想される日の水不足に繋がりそうで、澄んだ青空を見上げつ…

宵の明星、飯炊星、夕星それに大火球!

一番星金星。上には双子のカストルとポルックス。そして火星。 様々な呼び名を持つ金星。そうそう、一番星も忘れちゃいけない。もう20時前だと言うのに西の空はまだ夕焼け空が残ってます。こんな景色を待っている間に不思議な現象が二つ。 一つは19時23分。…

習志野天文部

習志野天文部 名前からすると中学か高校の天文部(ああ、なつかしい…)を思わせますが、れっきとした音楽家グループ。名前の通り習志野。うちのご近所と言えばご近所。2020年7月2日に地球に落下した隕石の到着地である、あの「習志野」です。プロフィールに…

プロキオン、火星と双子の星

西空が外灯の影響で汚く染まっている中に プロキオン、火星と双子のカストルとポルックスが掛かっていました。 その1時間ほど前には宵の明星が住宅地の屋根の上にありました。 まだまだ低空。 双子の星と火星とプロキオン