2019-01-01から1年間の記事一覧

二挺のヴァイオリンのためのソナタ(ルクレール)

ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ 作品3、12 会社帰り、最寄り駅を降りて先ずすることは、駅舎から見上げる空の様子。天気予報が九州方面からの大雨の知らせを伝えていたから、今日は見上げるまでもなく雨が落ちているのかと思っていたら、どん…

変身物語・1

変身物語・1 星座はギリシア神話が繰り広げられる舞台となっていますが、そのほとんどのネタ(エピソード)は、B.C.43生まれのローマの詩人オウィディウスの『変身物語』です。 1966年に出版された人文書院版の田中秀央、前田敬作訳による『転身物語』と、20…

星占いの文化交流史

以前図書館で借りた本ですが、絶版となってしまいました。古書で探すと結構な高値が着いていたので、価格が下がるまで待っているとなんと復刊の知らせが!新装版としてめでたく先週復刊されました(奥付では2019/05/20)。タイトルはシンプルに「星占いの文…

星図

中学生の頃、星図が欲しくて、天文ガイドを眺めていたら掲載されていたのがこれ。なんか他とちょっと違うところに惹かれ注文しました。他の星図と違うところはA3サイズの横長。星座線とか一切入っていないので、藤井旭さんの絵姿を頼りに線を引いて使ってい…

天文意外史 - 斉田博(星の手帖)

先日の『星を近づけた人びと』の続編ともいえる季刊誌『星の手帖』に連載されていた『天文意外史』これもまた、天文史をわかりやすく解説してくれています。ページ数の都合からでしょうか?全話ではありませんがのちに『宇宙の挑戦者』としてまとめられまし…

星を近づけた人びと/ 斉田博

今から10年前に星のソムリエの資格を取得し観望会や講座のネタに目を付けたのがこの本です(笑)。この本を手にしてからは、手放せず、斉田さんの本をあれこれ漁りました。 星を近づけた人びと(上)1.恒星の視差を求めて2.ハリーのセントヘレナ島遠征3.…

上野観望会(2019−05−17)

3月以来の晴天に恵まれて夏時間(19:30〜)になって初めての観望会です。空気が乾燥していたため透明度も良く日が沈んでからはちょっと肌寒くもありましたが、東の空に顔を出していた月を始め二重星などの天体を楽しみました。小さなお子さんが沢山、元気よ…

近世日本天文学史(上)ー通史ー

仕事からの帰り道、最寄りの駅から徒歩で30分の間西の方向を目指して歩くのが日課ですが、今日はこれが5月の星空か?と思えるほどの透明度で帰路を終えるまでの時間、彼らは付き合ってくれました。 カペラの輝きからして尋常ではなく、北西の空高くに群青色…

惑星(ホルスト)の新譜

久しぶりの新譜です。 アンドルー・リットン/ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団 フォーマットはSACD(マルチ5.0チャンネル) アンドルー・リットン/ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団

雲がもくもくと…

結局のところ、みずがめ座流星群を見に行くつもりでいたのに 行く直前になって西の空から雲がもくもくと。 諦めて明け方の月と金星の接近を見ようと思っていたのに、 明け方に起きると雲はそのまま… しかし、太陽が昇ってくると青空が顔を見せました。 とい…

みずがめ座流星群

www.nao.ac.jp今年のGW(私は9連休)は天候があまり思わしくなかったのが、 今日やっと晴天になりました。 これを逃しては… というわけで、これから行って来ま〜す。 母体はハレー彗星!

大宇宙のピアノ・ファンタジー:たのしい演奏会用小品集(斎藤高順)

大宇宙のピアノ・ファンタジー それぞれの曲に与えられたタイトルからしてそそられる組曲。これを作曲したのは、日本 人なら一度はどこかで耳にしている(今ではパチンコ屋ぐらい? いえいえ、ウチの近所のスーパーでは毎日店内大音量!)軍隊行進曲の編曲者…

寿星めぐり・20

九尾の狐伝説が有名な那須の殺生石(行くのは2回目)を見に行くついでに、寿星めぐりをして来ました。 今回は八溝七福神というコースでしたが、長久保赤水ゆかりの地にも行きたかったので、その途中途中で会える寿星を目指してコースを設定したのに、途中ス…

ガリレイのリュート

ガリレイ… ガリレオ・ガリレイの父ヴィンセンチオ(Vincenzo) 弟のミケランジェロ(Michelangelo) 彼らの楽曲のレコーディング枚数がずいぶん増えて来ました。 tupichan.net はすべてリュートのためのに書かれていますが、 晩年のガリレオが幽閉先で気を紛…

赤い星がみっつ

季節外れの(?)冬型気圧配置で、 夕方の西の空は澄んだ冬空。 冬の大三角は大きいし。 そんな中、大接近中(3/31)は見られなかった火星とすばるの接近。 オリオンに負けじと見えていました。 赤い星がみっつ(ベテルギウス、アルデバラン、火星)

司馬江漢

1月の日比谷講演でお題となった『アジアの天文学』メインにしたのは当然日本の天文学なのですが、今の今まで、天文史と言えばもっぱら西洋の歴史ばかり見てきました(観望会なんかでも…)。このお題もあって日本の天文学の歴史を勉強しましたが、ハマってし…

アルゴナウティカ

アルゴナウティカ(アポロニウス/堀川宏訳) アポロニウスの『アルゴナウティカ』の新訳が出版されました。 今は分割されて存在しないアルゴ座にゆかりのある伝説を物語ります。 ☆☆☆ さて、本日は新年号が発表されました。 来月より【令和】。 発表された頃…

ことはじめ…

はてなダイアリー閉鎖に伴い 新しく開設することにしました。 まだ使い方がよくわかっていないので、 ごちゃごちゃしています。 明けの明星

部分日食

欠け始め、食の最大までは順調でしたが、 その後は雲がどんどん押し寄せて 最後までの経過を見ることができませんでした。

上野科学博物館 天体観望会(2019-01)

本日、東京の空は澄み渡りそうです。 夜半過ぎ、オリオンは西に傾く…

New Horizons by Brian May

クイーンのギタリスト、 兼天文学者でもあるブライアン・メイが 太陽から遠く離れたところにある アルティマ・スーリーというエッジワース・カイパーベルト天体と遭遇、 それに合わせてフライバイの実施に併せて ♪New Horizonsという曲を捧げる(ソロ・ソン…